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プライドを捨てるためにはどうすればよいのか

プライドを捨てるのはカンタンなことではない。完全に捨てるのはムリだ。

ではどうすればよいか。「捨てることで自分にどんなメリットがあるかを想像して待機しよう」というのが僕のアドバイスだ。

どういうことか順番に説明しよう。まずプライドが高いことの弊害を考えよう。プライドが高いと友達ができない。気をつかわれるからだ。プライドが高いとどうしても打ち解けられない。どんなに美男美女でも、話が面白くても、お金持ちでも、フォロワー数が多くても、なんか楽しくないし一緒にいたいと思えないのだ。不思議なことに。

あなたは気軽にお茶に誘ったり誘われたりする人間関係をいくつ持っているだろうか?あまりない?それは危険信号かもしれない。毎日が退屈でしょうがなくなってしまうよ。

たとえば大学生のころ、単位を落として留年してしまう人がいる(僕だ)。耳が痛いことを言うと、留年は勉強ができないからするのではない。「友達がいないから」留年するのだ。あの頃の自分に教えてあげたいと思っているよ。

仲の良い友達がいれば、テストの過去問が手に入ったり、整理されたノートのコピーがもらえたり、かしこい友達と一緒に勉強会に参加できてしまったりする。こういう環境に身を置くことが何よりも大事だ。

自分ひとりで授業に出て教科書を読んで試験の対策をするのも悪くはないんだが、実はこれ、社会に出て苦労することになる。

仕事は学校の勉強よりもっと、チームプレイの要素が強い。自分ひとりで勉強すれば解決できることはほとんどなくなる。このとき、これまでにいい感じの人間関係を作り慣れていない人は苦労することになる。

さらに、あまり言ってはいけないことなんだけど、友達がいないと恋人ができない。とくに男性は気をつけたほうがいい。

仲の良い友達がいると、なぜか友達の友達(異性の)と急に合流して遊んだりお酒を飲む機会がある。また、合コンや飲み会に誘われる機会も増える。マッチングアプリもたしかにすごい。でもこの友達の紹介はなかなか侮れない。

友人の紹介で異性と出会うと、「あの人の友達だから安心だろう」「あの人の紹介だから変なトラブルにはならないだろう」となり、交際に発展しやすくなってしまうのだ。誰だって自分の恋人には友達がある程度いる人が良いだろう。

おわかりいただけだろうか。プライドを捨てれば、友達、仕事、恋人に恵まれる可能性が大幅に引き上げられたことに。重要なことは、あなたがプライドを捨てて、だれかにとっての「良い友人」になることで人生が少しずつ好転していってしまうことだ。

それがわかればプライドの捨て方はどうだっていい。それぞれ好きなように捨ててくれれば。


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