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石徹白Life1285日目【川遊びを安全に楽しむために!】

近年、河川での事故が多発しています。
夏休み前に親子で身近な川を楽しむために、危ないところや事前に準備できるポイントを学び、
活かしていきましょう!・・・ということで、本日2021年6月25日(金)は石徹白小学校の家庭教育学級にて、危機管理の講演会が開催されました。

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本日の講師は・・・由留木正之さん。(ゆるき まさゆき)

210625由留木正之ープロフィール写真
自然案内人


兵庫生まれ。国内外のカヌー旅の果てに長良川上流部の郡上八幡に移住し、30年 近く「アースシップ」「山と川の学校」など複数の自然学校を営みながら自給自 足の暮らしをする。熊撃ちや川漁など、地元古老の師匠たちに山や川とのかかわ り方や遊び方を学び、現在は次世代や移住者に自然とつながる体験を提供、伝承 している。
RJA日本リバーガイド協会公認ガイド、Rescue3国際急流水難救助資格、里山インストラクターほか


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郡上市に移住して、ウン十年の大先輩。一緒にシゴトをさせてもらう機会も増えてますます尊敬です。
経験豊富な講師から具体的な話だけでなく、前提となる知識やポイントも親子で教わりました。

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◆事故にあわないために何ができる?


例えば
・水難事故は親がいて起きることも多いです。それは・・・。
・事故は単独ではなく、いくつもの●●が重なって・・・。
・脱水症状は●日ぐらいかけて・・・。
・川のどんなところで遊んだら楽しい?危ない?
・ライフジャケットって必要なの?どれを選んだらいい?
・低体温症は・・・。
・事故は街から来た大人が多いので・・・。


◆事故が起きてしまったら何ができる?


◆今から一人ひとりができることは?


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印象に残った言葉は3つです。


「便利なモノは子どもの能力を奪うことあり」
「最善はレスキューしない状況をつくる」
「川文化とレスキューは相反する点と共有できる点がある」


まさに。ライフジャケットについても賛否ありますが、
私は水慣れするまでの年齢はライジャケを積極的に使っていくことを
お勧めしています。


そして安全を優先するなら、物だけではなく、
体験し、学び、気づき、身につけていくこと。


危ないことを知らないのが危ないのですが、
恐怖からではなく楽しい!面白い!と感じてもらうのが一歩目だったらと思います。


既に石徹白地区でも、子ども達だけで川遊びするような文化は
いったん途絶えています。


しかし、これだけ水が豊かな大地で暮らしているからには、
身近なところから少しずつ馴染んでいければいいです。


まずはライフジャケットをつけて、
事故が起きにくい状況で存分に楽しんでもらいたい。


大人も学びや体験を共有できる社会を
作っていくことが大切だと思います。


それが川文化とレスキューのどちらも熟成されていく礎になるでしょう。

危機管理の講師ではなく、たまにこうして参加者になると、
改めて学べることがたくさんあります。


子ども達には少し解りにくい言葉もあったでしょうが、
一気に暗記するのではなく、体験と紐づいていってくれればいいなと。


警察庁のデーターも載せておきます。

死者・行方不明者(子ども)の場所別&行為別 構成比の推移

2016~20場所別ー死者行方不明者(子ども)-警察庁

2016~20行為別ー死者行方不明者(子ども)-警察庁


夏休み前に、今一度、親子や団体で点検の機会を!


スタッフの危機管理研修など必要があれば由留木さんや私もお手伝いさせていただきます。
座学と現場が両方できるとなお、最高の学びになります!


https://note.com/takuyaonishi/n/n9ca5f3f80c43


午後は消防署による救急救命講習も行われました。

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親子それぞれ1人1体の人形を使って、心肺蘇生法の練習。

さらに、グループでAEDの取り扱いについても学びました。

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