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ながら聴きがどうやら苦手らしい

audibieを今更体験中。サービスを体験して過去の苦手だったことを再体験してやや落ちている 笑。

僕が人生で最初に芸術とか技術が必要なことにトライしたのは音楽だった。小学2年生から中学2年までクラシックの楽器。中学2年から大学1年まではギターに真剣に取り組んだ。音楽に対して長い間情熱をかけてチャレンジしたけど結果は出せなかった。

ダメだなって思ったことはいくつかあるのだけど、代表的だった例を書いてみようと思う。

音楽や音感を習得する基本の訓練として、楽譜なしで先生が発する音やCD等の音源を聴いて瞬時にコピーする、そしてコピーするだけでなくて、調を変換するという体操的な遊びがあるのですが、僕はそのレッスンをすると再現するのが遅れる。遅れるっていうのは、遊びの間ずっとメトロノームが止まずに鳴っているので、コピー先の音が終わったら瞬時に次の拍で自分が再現するために入らないといけない。それが1/3拍とか遅れるんだよね。そこに耳と脳がダイレクトに直結できてない気持ち悪い感覚があった。なんというかどうしても頭で一回理解しようとしてしまってる感じ。

A地点-B地点を直結してたらいいのに、無駄な寄り道C点がある感じ。それは長年音楽をやって払拭されたことはなかった。

今回audibieで朗読を聴いていると、ダイレクトに脳に直結しないでやはりコンマ何秒遅れて理解している。再生速度を遅くしようが、2倍ぐらいに速くしても、どちらも変わらす同じぐらいだけ脳に届いてるずれを感じる。音楽の時も遅い曲だろうが速い曲だろうが全く変わらなかったんだよね。

これが圧倒的に不快な訳です。本を聴いてるわけだから内容を理解したいと思って聴いてるんだけど、どんどん遅れてきて最後何言ってんのかわかんなくなるんですよね。。

人と話してる時とか、映画見てる時とか、公演聴いてる時とかは、どんだけ集中してなくても確実に理解できるのだけど、聴覚だけになるとむずい。

僕は聴覚は到達が遅いんだねぇ。 音無で目で読んでる方が圧倒的に高速で頭に入ってくる。

人間って高度に不思議ですね 笑

アタクシは大人しく本は聴かずに読むことにします。

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