現場主義でいこう。
どうもー。
京都ハンナリーズの戦績、現在1勝10敗。
つらい、つらすぎる。
秋田アウェイで今シーズン初勝利を上げて開幕からの連敗を止めたものの、そこから再び連敗街道に突入。悪い流れが止まりません。
開幕前からある程度は厳しいスタートになることは予想できましたが、実際ここまで1勝しかできていない現実は、ブースターにとっては受け入れ難いもの。
なぜ勝てないのか?なぜ負け続けているのか?
お気楽アウェイ遠征を綴るだけの本ブログには似つかわしくないとは思いつつ、その理由を分析します。
その理由として3つを考えました。
その①:チーム作りがゼロからのスタートになってしまったこと。
オーナーからヘッドコーチからメンバーからチームの構成するものの大部分を刷新して臨んだ2022-23シーズン。苦しみながらも一定の成果を上げ、「共に、登る」というスローガンのもとチームは飛躍しました。ところがオフシーズンの選手契約交渉は上手くいかず、再び9人のメンバーを入れ替わる事態に陥りました。
テコ入れした昨シーズンと同じようにまた選手を入れ替えることを余儀なくされ、昨シーズン積み上げたはずのものはなくなり、またゼロからチームを構築する必要に迫られました。
寸分の差で勝負が決まる世界で、選手同士の連携の成熟は必須。それがハンナリーズでは他チームと比べて圧倒的に遅れました。
何年もかけて同じメンバーとプレーしてきたチームと比べればどんな名将もそのレベルに到達させるのは容易ではありません。これはハンナリーズにとって誤算だったのです。
その②:序盤に強敵と対峙することとなった対戦カード
1勝10敗の内容を見てみましょう
・横浜(中地区5位、勝率.455)●●
・三遠(中地区2位、勝率.818)●●
・秋田(東地区6位、勝率.273)●◯
・A東京(東地区1位、勝率.909)●●
・大阪(西地区1位、勝率.818)●●
・広島(西地区5位、勝率.455)●●
三遠、A東京、大阪はスタートダッシュに成功したチーム。チームとしての成熟度が高く、また補強が成功して新戦力が噛み合っている印象を受けます。噛み合わないハンナリーズが苦戦することは必然でした。
また思うように勝ち星が伸びない横浜、広島にはひとつでも勝ちたいところだったのですが、横浜は注目の開幕戦で恐怖の河村くんさんにやられてしまったこと、広島は河田さん帰化による建て直しが完了しつつあることなど、やはり対戦カードの妙が悪い方向に作用しました。
対戦のタイミングで、主力が怪我して欠場するなどはもちろん勝敗の結果を大きく左右します。ただそれは京都の方に悪い影響がでました。青木、ライト、前田、半澤の欠場、欠場こそしていませんが岡田、CJの負傷で万全の状態で試合に臨んだことが11戦のうち何試合あったのか…。
また、これについては昨シーズンの序盤と比較すべきところです。同じく新メンバーでチームを構築する必要があった若いチームでしたが、当時仙台、FE名古屋と昇格チームから対戦するというカードに恵まれました。(これらのチームが弱いということではもちろんなくて、違うカテゴリで戦うという難しい課題を抱えていたということです)
さらに見逃せないのは、ハンナリーズは去年も今年もリーグの中でも非常に若いチームだということ。これは渡邉GMの方針のもと意図的にそういう編成になっているのですが、若いということは勢いがあり、怖いもの知らずで、乗れば強いという強みがある一方で、一度悪い流れに陥ると経験が少なく容易に立て直せないという面があります。
昨シーズンは良い方向に向かっていったのが、今シーズンは逆の方向、つまり負の連鎖に嵌っていると言えます。
その③:Bリーグのレベルがさらに上がっている
①、②については昨シーズン以前より応援してきたブースターなら気付いているところかと思います。わたしが強調したいのはこの3つめ。年々レベルアップしているBリーグは今シーズンはまた一段と上のレベルに「登った」と感じます。
これもまたいくつか理由が考えられますが、挙げるならばBリーグ新基準の明確化による各チームの積極的な強化、帰化枠アジア枠の定着、そしてW杯の盛り上がりによるモチベーションの向上といったところでしょうか。
とにかく昨シーズンまでと同じ基準で考えていても通用しない。昨シーズンまで効いていた戦術が上手くいかない。単純に競技レベルが上がっている。この影響はチーム成績に残酷に現れてきてしまっているのではと思います。
京都ハンナリーズはそれについていけていない、とまでは思っていませんが、上述のとおりチーム構築が道半ばの状態では太刀打ちできない状況が出てきます。
以上をハンナリーズが勝てない理由として挙げてみましたが、じゃあどうしたらいいのか?を答えずアウェイ旅行記に移るつもりはありません。
ただ、答えはすでに書いてます。
ハンナリーズは若くて、未熟で、だけど今より「登ろう」としているチーム。
であれば若い選手、導くスタッフ、それを後押しするブースターがいれば自ずと解決します。
戦うことをやめてはいけないし、未来を信じることを諦めてもいけない。苦しい状況の中、それはみなさんにとってはどうでしょうか?
自分にとっては簡単なことです。
自分のことを少し話します。いつもシーズンが始まる前は、自分はブースターとしてこれまでのように熱い気持ちをもって応援することができるだろうか?と自問自答します。
時に期待を裏切られ、がっかりして、失望することはしょっちゅうです。開幕してまだ2ヶ月もたってなくて、酷い有様ですが、もう自分の気持ちは固まっています。このチームは自分の全部を懸けて応援するに値するチームだと。
昨シーズンもその前もずっと同じように考え、同じように続けてきました。何年も応援しているといつの間にかハンナリーズから離れ、ブースターではなくなった人もたくさん知っています。応援している選手の移籍やご本人のライフスタイルの変化、社会の環境の変化、いくらでも辞める理由はあります。
ただ、私は試合に足を運びます。プレーを注視し、ベンチの様子を窺い、得点の動きを一喜一憂しながら、結果に歓喜し、ときに悔し涙を流します。それは、そのときはコートに立つ選手たち、ベンチに並ぶスタッフ、選手たちと同じ気持ちになっているんです。
それがわたしにとって重要で、現場で、自分の目と耳で、五感で感じたことのみ信じます。
そうすれば、結果のみ捉えて的外れな批判をする人の言葉などヘリウムより軽いと思えるはずです。遠くていつも安全な場所にいる批判者の言葉に何の価値があるでしょうか?
もちろん物理的に会場に足を運べないブースターがたくさんいることは知っています。ここでわたしが現場とか距離とか言っているのは、より抽象的なこと。熱い気持ちをすでに共有している人は物理的な距離を超越していることは、誰もが知っているはずです。
さて、なぜかスピリチュアルな方向に行きましたが、今年のハンナリーズ、楽しみじゃないですか?応援しがいがあるチームだとは思いませんか?ここからは登るだけなんです、1人じゃなく、みんなで、共に、登るんです。
さて、今節はアウェイ広島戦、福山開催でした!同地区になって何度目かの対戦で広島の観光地だいたい行ったなーと思ってましたが福山は未踏の地。これは訪れるしかないですね。
ドラゴンフライズには(京都が育てた)寺嶋良くんがエースガードを張っていますね。
そして今のハンナリーズのエースは岡田侑大。
2人が洛南東山の高校生だったのは、つい最近だと思ったらもう8年も前なんですね。
そういえば鈴木悠介は良くんと同い年だけどBリーグの試合での対戦は初じゃないか…絡みはあったのかな…(そんな気持ちの余裕がなかった←)
岡田、寺嶋のPGマッチアップのとき、2人がニヤリとしたのは見逃さなかったよ
DAY2でカムバックはしたとはいえ、京都は広島にディフェンスを崩されて止められませんでした。エバンスが入ることでどうしてもミスマッチが生まれてしまうけど、そこをしっかり突いてくる選手の遂行力はさすが。特にメイヨがローポスト、またはスリーで最後に決めるまでの一連の流れは完璧だった。
試合については以上です(早)
初の福山ということでしたが、実は少し足を伸ばして尾道まで。
尾道といえば?尾道三部作?尾道ラーメン?なんと猫で有名な街でもあるらしいです。福山から電車で20分足らずということで行ってきました。
サイクルロードで有名なしまなみ街道にも続く街ということで自転車乗りがたくさんいてわくわくしました!
まずは眺望が素晴らしいと言われる千光寺まで。いや階段きついて…。はあはあ言いながら頂上まで。
ロープウェイで登って歩いて降りるのがスタンダードみたいですね。
そして帰り道には、「猫の細道」に寄り道。
いや、本物の猫いーひんやん。
観光客が多くてうるさいからどこかへ行ってしまったのかな?
でもこのレトロな感じ嫌いじゃないです。
写真は撮れませんでしたが、実際は猫との出会いあって、どこからともかくギターの音色が聞こえたりとかで、いやもうジブリやんてなってました笑
試合の時間も迫っていたのでゆっくりできないことはわかってましたが…たくさん見どころがある予想の3000倍エモい場所でした。
アウェイの遠征は時間なくて、行きたいところ周れないことも多いですが、また次に来る!っていう気持ちを残して帰るのがコツです笑
何度でもチャンスはあります。同じリーグで戦っている限り…
旅行も楽しいんですが、やっぱりアウェイで全力で応援して勝つ!っていうのがこれ以上なく最高です!それを早く味わいたい!
そう思ってまた次のアウェイ遠征計画を立てるのでした…
最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまたー。
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