新規事業のアイデア(古着リメイクアプリ)


現在、色んな「新規事業をやっていきたい!」というご相談を受けていますが、その中でアイデアベースでなかなか先に進まない事も良くあります。
そんな事業アイデアの中で、新たな価値のあるサービスが生まれてくればと思い紹介します。

「古着リメイクアプリ事業」

事業プラン

洋服などのリメイクができるデザイナーやパターンナーと、一般のユーザーをマッチングさせるサイト・アプリを運営する事業モデルです。

現時点では、他のマッチングサイトのビジネスモデルの発想ではありますが、古着ならではの付加価値を追加していく事で、ユーザーのニーズを獲得する事が期待できます。

現状のマーケットの課題

現在、ファストファッションの進展等からも、一般消費者がこれまでと比べて、より多くの「洋服」を持つ時代となっています。

これまででは、服を購入して、シーズンが過ぎれば、捨てたり、譲ったり、フリマなどで販売したりして処分するのが一般的ではありましたが、そんな中で、服を違うテイストにリメイクする事で、新たな洋服としての価値を作り出すといった具合です。

サービスの特徴・効果

マッチングサービスともなりますので、直接的なマッチング手数料の徴収が見込めますが、その他では、服をリメイクできるデザイナー・パターンナーのリメイク実績をプロモーションできるような機能を追加したり、事前にリメイク出来る事例集や、ファッションコーディネートの情報を発信したりなど、個人のブランディングとして役に立つ機能なども実装できる事が挙げられます。

継続したファストファッションの進展も想定されるため、新たなプラットフォーマーとしての展開を期待する事が可能です。

事業化への課題

ただ、洋服ブランドとの兼ね合い(実績等の発信や二次利用の問題)もあるため、事前にどこまで調整できるかはポイントになる事が想定されます。

そして、1件当たりの単価も低下する事も想定される事から、収益性をどのポイントで決定するのかも課題として挙げられています。

マネタイズ

仮に事業アイデアが良くてもそのサービスをより多くの人に使ってもらわらないと、サービスとして成り立たなくなってしまうため、最初は無料でサービスに登録してもらい、利用者数を増やしていく事がポイントになります。ただ、無料だけだと当然、収益が得られないため、事業モデルの設計時にマネタイズを検討する必要があります。

古着関連のビジネスモデル

古着関連のビジネスモデルであれば、「MB」さんが精力的な活動を実施しています。今回のビジネスモデルにも近い取り組みをされているようです。

MBラボ発となる「MBセレクト古着屋さん」「ラボの拠点MBBAR」「ハイブランドを気兼ねなく試着できるSHOWROOM」などが一斉OPENします!!

何も目新しい事業を展開する事だけが、正解ではありません。

どのような事業モデルであっても顧客の課題解決やニーズを満たすようなサービスであれば、継続的に顧客に選ばれる事業を展開する事が可能です。

これから新しく起業・新規事業展開を検討している方々の参考になればと思います!

スタートアップや中小企業向けの事業計画書の作成代行をしています。起業や新規事業を始める時のポイントや取り組みを紹介しています。業界の課題より事業プランを立案するとより事業化が見込める事業を展開する事が可能となります。 https://yuushi-zigyou.net/