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日本女子ハンドボールが世界で勝つためのフィジカル的課題

どうも。アスレティックトレーナーの横川です。
今回はかなり踏み込んだ内容。
直近のハンドボール女子世界選手権の試合を見た上で、私が感じた女子日本ハンドボール界のフィジカル的課題を書いていきたいと思います。

内容が内容ですので、久しぶりの有料記事にします。
その分、私自身が感じたことを率直に、コートプレーヤー(全体・ポスト)とゴールキーパーに分けて、ありのままに書いていこうと思います。

もし興味がある方がいれば、読んでいただけますと幸いです🙇‍♂️
※少し感情的になっている部分もありますがご了承ください(笑)


世界選手権を観て感じた日本と世界のフィジカル的課題

まず今回の世界選手権を観ての私の感想は、おそらくハンドボール有識者・ハンドボールファンの方々とは異なるかもしれません。
本大会での女子日本代表はかつてないほどヨーロッパ諸国に善戦したと感じていますし、この結果に、パリ五輪最終予選への希望も感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、私が感じたのは全く逆。
かつてないほど善戦したからこそ、このままではこれ以上がないのかもしれない…と勝手ながら焦りを感じていました。
トレーナーとしての視点から言うと、試合の結果以上に動きや身体の面での差を見せつけられたように思います。

そんな中で、私が感じた日本と世界(トップランクの国々)とのフィジカル的な差を書いていきます。

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