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糖質はコカイン並み

皆さんは甘いものは好きですか?

https://www.amazon.co.jp/眠れなくなるほど面白い-図解-糖質の話-牧田善二/dp/4537216476

今回はこの本からの学びを共有したいと思います。

糖質は人間にとって中毒性があるものですが、依存性も高いのでなかなか止めることができないですよね。


糖質は体や脳のエネルギーとなるので、摂取する事は必要です。
しかしながらとり過ぎると肥満や糖尿病、早死にの原因にもなってしまいます。

太るのは糖質の摂りすぎ

私たちが一般的に主食として食べるパンやお米には糖質が多く含まれています。

糖質は食事によって摂取すると、体内で酸素と結合してエネルギーへと変換されます。

糖質→体内でエネルギーへ

糖質は体内でブドウ糖へと形を変えて筋肉や肝臓へエネルギーとして蓄えられますが、余ったエネルギーは保管に困ってしまい、脂肪となってしまうのです。

脂肪の蓄積

つまり、糖質を摂り過ぎると脂肪が多く蓄積してしまうのはこうしたメカニズムによります。

痩せたいならば

太る原因は炭水化物を食べすぎているからです。それ以外に他ならないのです。

そして、糖質は食べなくとも人間は健康的に生活することが可能です。

なぜ糖質をカットすることによって痩せることができるのだろうか。
それは、糖質をカットすることによって、口から入ってくる糖質ではなく、脂肪をエネルギーへと変えていくからです。

ブドウ糖を再び生成
糖質を減らす > 運動

完全に糖質をとらないのは良くない


極端な糖質制限は脂肪がなくなり疲れやすくなったり、寒さを感じたりしてしまいますのでバランスが大切です。

摂るなというのではなくて、摂りすぎが良くないのです。
糖質をカットする代わりに、タンパク質や脂質をしっかりと摂りましょう。
これは肉や魚に多く含まれており、体のエネルギー不足を防いでくれます。

なので、お米よりも肉や魚を意識的に多く摂取することを心がけるべきです。

糖質は中毒性がある

『サイエンティフィック・リポーツ』という科学情報誌によると糖質の依存性というのは極め高く、コカインのそれに匹敵するという。

糖質を摂ることで脳は気持ち良くなってしまうんだ。肺になるという現象が起きるので、人間は糖質の摂りすぎが良くないことをわかっているのに甘いものに大勢の列を作ってしまう。

糖質を摂取すると体内では下記のような流れが生まれる。

糖質を摂る→血糖値の上昇→脳がドーパミンやセロトニンを放出→脳が幸せな状態

*セロトニンとは
精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質です。セロトニンが不足すると、ネガティブな思考になったり、内臓の働きや代謝が下がったりするため、心身の安定のためには不足しないように分泌させることが重要です。幸せホルモンともよばれる。

しかし、この幸せな状態というのは一瞬で去ってしまう。
急上昇した血糖値が一気に下がることによって強い眠気やイライラなどの不快感が体に襲ってくる。

糖質は血糖値を乱高下させてしまうために、軽い薬物とも定義される。そして、その中毒性も極めて高い。

2017年、医学情報誌の『ランセット』が世界18カ国、135,000人を対象に10年をかけて食生活と生活習慣病との関係性を調べた。

『ランセット』食生活と生活習慣病との関係性(2017)

長く健康に生活するためには、炭水化物の取りすぎを防ぎ、脂質やタンパク質の摂取量を増やすべきだということがわかる。

白い炭水化物に注意

玄米などの黒っぽいや食べ物にはビタミンやミネラルや食物繊維が多く含まれている。炭水化物を摂取するならば、これらの栄養素を多く含む食品を選択したい。

しかし、あくまでも基本としては炭水化物よりも魚や肉をしっかりと食べるということを強調する。

まとめ

  • 太るのは糖質の摂りすぎ

  • 糖質はほんの少しなら摂取しても良い。(運動をする人は逆に積極的に摂取するべきでもある)

  • 糖質には中毒性があり、依存性はコカイン並み

  • 糖質を食べた後は血糖値が乱高下する。それが強い眠気やイライラなどにつながる。

  • 糖質の摂りすぎは早死にをする。

  • 白い炭水化物には気をつけよう。

以上、糖質にまつわるお話でした。何事も節度が大切だなと改めて考えさせられました。


【後述】

僕のNoteを読んでくれた友人よりこんな面白い映画を紹介してくれた。

砂糖をとり続けることの怖さを教えてくれるだろう。
実体験を知ることで、あまり分からないものを認識しやすくなる。

たまには砂糖を取ってもいいが、とり続けると人間の体は面白いように蝕まれていってしまう。

まあやさん、紹介ありがとう!

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