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薬学部5年生で学ぶ調剤業務!

薬学生TAKUYAです。

薬学部の実習について先日、記事にしました。

そのうちの薬局実習のことについて今日は記事にしようと思います。

実際、どのようなことを薬局実習で学ぶことができるのかわかりませんよね。薬学部の低学年だけでなく、一般の人もわからないとおもいます。

自分は薬局実習で地域の健康イベントや地域ラジオなど特殊なことを経験できたので自分の経験をもとに書いていこうと思います。


★薬局

まず、前回の記事でも少し記入しましたが薬剤師の基本となることを学びます。

・調剤
・服薬指導 
・在宅 
・学校薬剤師 
・地域活動

そのうちの調剤について今日は書いていこうと思います。


★調剤

調剤といっても方法やルールが細かく決まっています。

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大学でも授業で学びますが実際にやるのと教科書を読んで学ぶのでは全然違います。

調剤といってもざまざまな剤形に合わせた応報で行いますし、薬局ごとで使用している機械が違ったりします。

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それぞれの調剤について学んだことを紹介しようと思います。


★①錠剤

処方箋受取→疑義確認→ピッキング→監査→服薬指導

薬学生は全てを経験しますが主に服薬指導で患者さんに実際に指導する経験とピッキングでどのような薬の種類があるのか学びます。


・処方箋受付

薬局では処方箋がない患者さんに薬を処方することはできません。

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医師が発行した処方箋を受け取り調剤を始めることができます。

実習生では受付も経験することができるので受付で患者さんと接することもできます。


・疑義確認

アンサングシンデレラでも疑義紹介について触れていましたが医師は薬のスペシャリストではなく、ミスすることも多くあります。

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その確認を患者さんの容態や状況から正しい処方かどうかの確認を行います。

実習生も調剤をしながら、疑義の確認を行ってたまに発見することができます。

※薬剤師の先生が医師に連絡して変更します。



・ピッキング

ピッキングは実際に患者さんに処方されている薬を正確な数にまとめて薬袋に入れます。

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最近では薬剤師ではなくロボットを使用してピッキングを行う薬局なども開局され、将来的には薬剤師がピッキングしなくなる未来があるかもしれません。


・監査

ピッキング後に正確に調剤されているのかどうかを調剤した薬剤師とは別の薬剤師が確認を行います。

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この監査を薬剤師がするところを自分は一緒に確認することが多かったです。

やはりここが患者さんに薬が出される最後のところなのでかなり大事です。


・服薬指導

自分の場合は2か月半で350件ほど服薬指導を経験させていただきました。

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この時にも指導しながら間違ってないかどうかの確認をします。

患者さんといっぱいお話しできるし様々な薬の特徴を知ることができるのでとても役に立ちました。


★②散剤

散剤も調剤を行います。

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散剤は混ぜたり、重さを測ったり作業が多いです。

意外とルールが多くあってやってはいけないことなど様々あります。

そのことについて調剤を経験して多く行うことでミスしないように調剤する癖をつけることができるので薬剤師になってから必ず役に立つと思います。


★③水剤

水剤も機械で行う薬局がありますが自分の薬局はあまり水剤が処方されることが無かったので主導で調剤しました。

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水剤でも量を測ったりしますが測り方、混ぜ方などがあります。

水剤が多くでる小児が近くにある薬局では機械で調剤するそうです。


軟膏

皮膚に主に塗って使用する軟膏は機械の遠心力を使用して調剤する機械を使用したり軟膏板を使用して混ぜて行います。

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軟膏は手で混ぜるのがすごく大変で調剤の中で一番体力を使用します。

軟膏では特徴とし水溶性か親油性かどうか考えたりしながら調剤します。

たまに多い量を測るときがあって大変な時もありました


まとめ

今日は薬局で行う調剤について書きました。

ここ間違ってるよ、こういうのも学べるよってことがありましたらコメントお願いします。

それではバイバイ菌!


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