『「生存競争」教育への反抗』—英語教育寄りまとめ
神代健彦(2020)『「生存競争」教育への反抗』(「生存競争」には「サバイバル」とルビが振られています)を読みました。
この本自体は学校教育全体について書かれたものですが,本記事では少し英語教育に寄せてまとめたり自分の考えを足したりしていきます。
今後自分が「ゆるり英語教育」としての英語教育に対する考え方をアップデートしていく上で,非常に重要な文献でした。
この本のモットーは「教育をゆるめたい」です。
「生きづらい世の中」とよく言われますが,その生きづらさは子ども達の学校教育にまで及んでいます。
「思春期だもん,そりゃ学校は生きづらいよ」とかじゃなくて,大人の考える教育のシステムや目的のために子ども達が生きづらさを感じざるを得ないような状態になっているのです。
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