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200622_爽やかな朝、歩きながら聞くリバーヴィーなマッキーの歌はヤバい

西荻窪のキンミヤが蛇口から出てくる居酒屋、絶対にバンドマン対抗27時間耐久飲酒大会とかやったら面白いと思う。 いつか絶対にやりたいし、そもそも27時間耐久飲酒テレビみたいな往年のテレビみたいな企画こそ今Youtubeでやればいいと思っている。 Stay Home, Stay 意識, な感じだ。

奥さんが仕事で旧姓がわかる証明書が必要だという事で、実家のある市まで書類を取りに朝から活動していた。 リモートワークになってからめっきり朝に公共交通機関を使わなくなってしまったのでなんだかウキウキしながら朝の街を楽しんでいた。 冷房が効いた地下鉄のホームに感心し、乗り換え駅の人の多さに感心し、視界に入る人たちがみんなマスクをしている事に感心した。 なんだ社会動いてんじゃん!という感想を抱き少しホッとした。

音楽の良いところは聴覚というあまり情報の占有度が高くない感覚を利用する点だと思う。 あくまで装飾的な良さであり、別に必須ではないもののうまく使えば自分の行動をより主体的なものにしてくれるツールなのだ。 みたいな事を自分が生まれ育った町に向かう電車の中でオシャレなヒップホップを聞きながら感じたのであった。

今読んでいる本がなかなか面白い側面から歴史を見ていて、それを読みながらふと人類の使役の歴史が気になった。 古くは家畜から始まり、消費社会が拡がるにつれて人が人を使役する奴隷という制度が生まれ、産業革命以降今度は人間が機械を使いこなし生産能力を拡大し、そして今はAIのようなデジタル上の知性を使役するようになっているように感じている。 このようなフェイズごとにどれだけ生産能力が拡大し、その結果どのようなものが発展したのかを考える事で未来を予測できるようになるのかならないのかはわからないが、人類の使役の歴史が気になるのでもし良い本があれば教えて欲しい。

市役所の各種証明書発行コーナーは朝からたくさんの人で賑わっていた。 各種窓口業務が高度に自動化されていて、ほぼ3秒おきに自動音声が呼び出し番号を読み上げるなか、たくさんの人がそれぞれに会話をしており非常にカオスな空間になっていた。 僕は現状そんな気はないのだが、聴覚過敏の人はこういう空間は苦手なのかもしれないなと思ってしまった。 もう少しビート感があればマシなのかもしれないが、ビート感のある雑踏ってなんなんだろう?と今思ってしまった。

自分の生まれ育った町は大好きなのだが、改めて今回歩き回ってみた結果、つくづくコンテンツが無い事に気づいてしまった。 典型的な衛星都市で、オフィス街で働く人の為のベッドタウンという表現がすごく的を得ているように思う。 別にコンテンツがない事に不満は無いのだけれども、面白みは全くないというか、何かキラキラしたものが町から産出される事は期待ができないなぁという印象を受けた。 だから僕はなんとなくこの町から出る選択肢を取ったのかもしれない。

「クセがすごい」という千鳥のノブさんの言葉は本当に使い勝手が良く、どうすればいいかわからないものに対しての銀の弾丸であるのだと思う。 ただ、銀の弾丸であるが故にコンテンツを意図して作っている側からするとそれを言われてしまうと大失敗なのかもしれない。 「クセがすごい」という言葉の裏には「意味や意図は伝わらないけど、変だと言うと角が立つのでとりあえずこのコメントでイジっときますね、以上です。」というメッセージが隠れているのだろうなぁと思いながら、それこそクセの強いカバー動画を上げているtiktokerの映像を見ながら思うなどした。

【今日のカバー写真】
せめて猫くらい人畜無害にかわいさを振りまける存在になりたいなと思います。 世の中にかわいくないのにネガティブな要素を振りまく人が多すぎる印象なので。

以下は有料ですが、インターネットを見ていて気になった記事のリンクを載せています。技術に関するものから音楽などの趣味的なものまで。
もしも万が一ご興味があれば是非。

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大阪で音楽関係の仕事をしています。 アニメや漫画、TVゲームからボードゲームまで広く遊びが好きです。