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200626_山下達郎さんのLPボックス超重い。

SNSなどの質問募集を僕はすごく良くできた発明だと捉えている。 「質問」というものはつまりは「興味の顕在化」のようなものであり、そういった矢印を向けられる事を嫌がる人間はあまりいない、そして誰かから必要とされている事がわかるので自己承認欲求が満たされる。 さらに「質問されているのだからこの人は人気なのだろう」という勘違いが生まれやすく、メリットが被質問者に集まりやすい仕組みだと思う。 こういう仕組みをはじめに思いついた人はきっと脳汁が溢れるくらいに興奮したのだろう。 故にevilだな〜と思いながら質問をしている何かになりたい若者の投稿を見ている。

少しややこしいオーダーが飛んできていて、自分の火消し力みたいなものを試されているように感じる。 現状、「いや、これ絶対無理ですね〜(法的根拠)(納期的根拠)(予算的根拠)で〜」みたいな感じで事実をありのままに伝えてぶった斬る方法を取ろうとは思っているが、誰も不幸にならず理想を叶えれた方が良いとは思うので時間いっぱいまでは色々と調べてみようと思う。 鉄火場、不思議な引力みたいなものがあって、何かのきっかけで鉄火場を経験してしまうと新たな鉄火場が発生した時にその鎮火を担当させられがちになってしまう。 鉄火場を覗く時、鉄火場もまたこちらをか覗いているのだ。

誰かに何かを薦める時のちょうど良いボリューム感みたいなものは必ず存在すると思っている。例えば、「禰豆子かわいいよね」って何の気なしに話してると突然鬼滅の刃の全巻セットを押しつけられたとして「よし読もう!」となるだろうか?という事だ。 宅飲み初心者にいきなり角杯の4リットルボトルを買わせてアル中カラカラをさせるみたいな事をさせても健全にそのコンテンツにハマってくれる事はないように感じるので、目安としては市販されている商品のボリュームで中身をアソートしてあげるのが良いように感じる。 まずはスミノフとかほろよいからはじめよう。

Official髭男dismがインスト版という試みがとても面白い。 昨年末の紅白にも出場し、おそらく若い人の中でこのバンドの事を知らない人はあまりいないと思うのだが、そんなど真ん中な彼らがなぜこのようなニッチな事をするのか? 真意はわからないが、BGM需要を見越したような気配がしている。 コロナ以降に圧倒的に増えた在宅時間にボーカル入りの音楽だと他の言語情報とバッティングが起きてしまうのだが、インストトラックであれば薄ら生活空間に流しておく事ができ、スマートスピーカーの普及などとの相性も良さそうだ。 時代が進めば進むほど、コンテンツの消費スピードは上がっているので、もしかすると聴覚の領域にもドミナント戦略的な事が起きているのかもしれない。

【今日のカバー写真】
木材利用という点では広葉樹よりも針葉樹の方がおそらく効率が良い。 幹も枝もまっすぐ伸びるからだ。 ただ、花粉を飛ばすという点だけでマイナス300点みたいな嫌われ方をしてしまっているのが残念だ。

以下は有料ですが、インターネットを見ていて気になった記事のリンクを載せています。技術に関するものから音楽などの趣味的なものまで。
もしも万が一ご興味があれば是非。

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大阪で音楽関係の仕事をしています。 アニメや漫画、TVゲームからボードゲームまで広く遊びが好きです。