振り返りは、読書会でやればいい【第360回 読書会開催レポート】
5/4(水) ゴールデンウィークのど真ん中ですが、モーニング読書会を開催しました。今回も毎月恒例の1ヶ月を振り返る読書会です。今回は11名で開催できました。
振り返りは大切だとよく言われますが
自分の行動や言動を振り返ることで、自己理解が深まります。自分の行動パターンに新しい視点を加えられれば、未来の行動を自分の望む方向に変えられるかも知れません。振り返りには、自分をバージョンアップするヒントがあるのです。
とは言うものの、定期的に振り返りすることを忘れてしまう自分です。なので、自分のために、毎月1回 座右の書で振り返る読書会を開催しています。
振り返りには客観的な視点が必要
自身の行動を振り返って、未来に活かすためには、客観的な視点が欠かせません。主観だけで振り返ると、例えば「○○が楽しかった」と過去の思い出に固執したり、「今月も○○でダメだった」と失敗した自分を責めるだけだったり、未来への行動変容を妨げてしまうことになりかねません。
振り返りに客観的な視点を取り入れるために、「座右の書で振り返る読書会」では、本という先人の書き記した知識と、対話という他者の視点を活用しています。
自分の行動変容のために本を読む体験
1ヶ月の出来事を思い出して、自分の行動にフォーカスして本を読む。すると、自分に向けて本が助言をくれる。さらに、本から受け取ったメッセージを他者と共有すると、他の人の発言からも新しい視点が得られる。
なので「座右の書で振り返る読書会」では、とことん自分のために読書会を楽しんで頂いてOKです。自分のために本を読むことが、この読書会の目的ですので。
読書会のエピソードで、自分の読書会を振り返ってみた
今月は、読み終えたばかりの『本好きの下剋上 第四部「貴族院の自称図書委員Ⅶ」』で1ヶ月を振り返ってみました。この巻では、主人公の念願が叶って、貴族院のお茶会で他領の学生と本の感想を語り合います。その平和なシーンが好きで、前後の緊張感あふれるシーンとの対比もあり、本が平和の象徴となっているようにも見えます。話題の中心となった貴族院の恋物語が、エピローグと書き下ろしSSの伏線にもなっていて、秀逸でした。
そして、4月は改善点だらけですが、4パターンの読書会を予定どおりに開催でき、平和だったなぁと振り返りました。
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みなさんの参加目的
今日一日を楽しむ気持ちになりたい
読書会を楽しむ
新たな気づきを得たい
観察力を鍛えたい
執筆の材料を探したい
日常を離れて読書を楽しみたい
読んだ本
気づき・小さな一歩
わかったふりをしないこと。(そこで思考が止まってしまう)
「なぜ?」という問いかけを常にする
人はバイアスという眼鏡をかけてみている。
「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」
相手はレベルの高いものを求めているのではなくタイミングよく出てくることを期待している
この巻で主人公が憧れていた、本について語り合うお茶会が実現、そして自分も思うように読書会を開催できた
長期休暇をとったことで、自分を見つめ直す良い機会を得ることができた
高校生とのメールを介したやりとりで、著者が物語をとおして伝えたかったメッセージを理解することができた
あらためて、学びとは何かを捉えなおすことができた
次回以降の開催予定
5/8(日) 5:30-6:45
《未来を拓く!人生に影響を与えた本》第2回:テーマ「学び」
オンラインモーニング読書会(第361回)
5/11(水) 5:30-6:45
喋ってはいけない、モーニング読書会 第2回
5/22(日) 5:30-7:15
課題本: 自己満足ではない「徹底的に聞く」技術
第3回「リモートワークでのアクティブリスニングとその後」
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