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埼玉県警察 岩槻高齢者講習センターに行ってみた

気になる施設。それは一体…

 満を持して、
2024年5月27日にオープンした
埼玉県警察 岩槻高齢者講習センター
に5月28日に行ってみた。

 実は全国初の施設であり、オープン直前には、新聞やテレビで取り上げられていた。何が全国初なのかであるが、

70歳以上の高齢者が運転免許更新時に受けなければならない
 『高齢者講習を受けるため』の専用施設

である。

この他の場合は、公認の自動車学校や教習所で、同様の講習を受けなければならないが、ご存知の通り、教習所は取得がメインである。

よって、大変な混雑と予約が取れにくい状況が続いているそうだ。
それを解消するための施設ということである。

これからは逆になる?

もっとも、人口比率で考えると、自動車教習所よりも、このような施設は増えてくるだろう。その意味でも、全国初の意義は大きいと感じる。

しかしだ。
なんだか、物足りないというか、妙な気持ちになったのである。

結局のところ…

実技コース全景。一般的な
教習所に近いイメージで間違いない。

オープンしたばかりであり、来場者(来所者)はまだまだ少ない。スタッフの方々も手探りでの運用である事は間違いない。

しかしながら、建物内はだだっ広い空間に、いくつかの教室みたいな部屋が並んでいた。
これは致し方がない部分ではあるのかも知れないが、なんとなく寂しくも感じた。

なぜって、
これからも楽しく運転しよういう気にならなかったから
である。

どちらかと言えば、
運転することを辞めさせたい
ように見えた。

殺風景で、ワクワク感が微塵もない。
あえてそうしているのかも知れない。

ただ、強いてワクワクという観点で見れば、
実技の使用車両は、
日産リーフ
であり、BEV(電気自動車)に触れた事のない方から見れば、それは新鮮に映るはず。

そして、ここでは、運転の仕方は教えない。
あくまでも、継続して運転ができるかどうかだけを確認するだけである。

それだと、根本的な解決になっていないように感じるのは、わたしだけだろうか。

そして、みなさんはどう感じるのだろうか。

教習所との違いは、坂道発進、踏切、縦列駐車がない点である。

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