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きっかけは何でもよい

 タイトルの画像は、横浜と町田に跨るこどもの国に、実車を運転できるアトラクションで、使用されていた"実物のクルマ"です。
 このクルマが見たくて、横浜駅にほど近い、日産グローバル本社ギャラリーへと足を向けました。(5月上旬現在は展示されていません)
 冒頭にもあるように、このクルマ(アトラクション)は、大人が運転するのではなく、こどもが運転するのです。そこがポイントですが、不思議に思いませんでしたか?なぜって、テーマパークには、ゴーカートがあるじゃないかと。それはもちろん、否定はしません。しかし、こちらは、れっきとした"ホンモノ"のクルマなのです。
 こんな小さいクルマなんて…と感じるのも、無理はありません。ベースとなったのは、コニーグッピーというクルマです。聞きなれないって?それもそのはず、愛知機械工業株式会社が製造販売したクルマで、現在は同社ブランドの自動車は発売していませんが、日産自動車とつながりの強い会社です。

 さて、当時これを運転することができた子供達は、当時どのように感じていたのだろうか。
『楽しい』『面白い』『もっと乗りたい』
もしくは、
『難しい』『怖い』『危ない』
などなど、良くも悪くも、それぞれの思いはあるだろう。しかしそれは、どの思いも間違いはないのです。思ったこと、感じたことはそれが一番素直なのであり、原体験とはまさにそういうことだと考えています。


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