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50日継続中の毎日投稿を辞める|イシューからの思考と結論

著者プロフィール
1999年生まれ。東京都出身。大学を中退後、20歳で渡独するもコロナの影響で帰国。鎌倉インターナショナルFCでプレー後、23歳で再び渡独。渡独直後のクラウドファンディングでは106人から70万円近くの支援を集め、現在、プロを目指しドイツ5部でプレーするサッカー選手。好きな番組は「家、ついて行ってイイですか?」「探偵!ナイトスクープ」


前回のnote記事からの続き。

『イシューからはじめよ』という本のおかげで、今の自分のnote活動について疑いを持ち、一旦深く考えようと思った。

「自分がnoteをやる目的」「なぜ毎日投稿するのか」など一度自分の活動や行動を見直すタイミングが今来ているのかなと。

このままnote活動を続けて、今後どうなるのか、どんな意味があるのか、どんな価値を創造することができるのか。こういったことについて、深堀り、見つめ直してみた。

noteに限らずYouTubeでも音声配信でもなんでも、必ずこの時期が来る。

毎日投稿しているのに対して、それに見合った対価がない。フォロワーも増えなければ、再生回数やPVも増えない。このままやっていていいのだろうか。

そういった時期。

そんな疑問から、色々考えた結果、毎日投稿を辞めることにした。その結論に至った思考のプロセスを共有しようと思う。


まず僕は毎日投稿を続けている中で「noteで毎日投稿を続けるべきか否か?」という疑問を率直に持ち始めることになった。それは毎日投稿することが苦しいからではなく、このまま毎日やることにどれだけの価値と意味があるのだろうかと思ったからだ。

この疑問をきっかけに、見つめ直し始めた。

そもそもこんな問いを持った背景にあるものを考えてみた。「なぜこんな疑問が湧いてきたのか?」と。

答えは、「50日間毎日noteを続けたが、手応えが全くなかったから」だ。手応えとは、今の僕の活動を続けた先に、僕の目指すゴールがちゃんとあって、そこに近づいていっているという感覚だ。それがなかった。

ちなみに僕のnoteでのゴールは「有料メルマガ」という漠然なものだったが、ここに対しても深掘る必要がある。

「なぜ、有料メルマガにしたいのか?」
「有料メルマガにして何がしたいのか?」
「有料メルマガを運営したい目的はなにか?」
「本当に目的は有料メルマガなのか?」といった具合に。

その結果辿り着いた答えは、「noteで生計を立てられるくらいにマネタイズできるようになりたい」というものだった。

「有料メルマガを運営したい」と「noteで生計を立てられるようになりたい」は全くの別物で、そもそも目的やゴールを履き違えていたことに気づいた。僕がnoteをやる目的、理由は「noteで生計を立てれるようになりたい」というところにあったのかと。

こうしてはじめて「では、どのようにしたらそれが達成できるか?」という問いへ向き合うのが正しい順序だ。ここのプロセスをすっ飛ばして、有料メルマガがどうとか、毎日投稿がどうとかいうのは本質的な議論を生まないし、本質的な解にも繋がらない。

ということで、「noteで毎日投稿を続けるべきか否か?」に関して考える必要はない。さらに色々な深掘りを進めて、イシューを見極めていかなければならない。

さらに続けて、
「noteで生計を立てるとは、具体的にいくらの売上が必要なのか?」
「そもそも、なぜnoteじゃないといけないのか?」
「なぜ毎日投稿をする必要があるのか?」
などなど、問いを投げ、出てきた答えに対して、さらに問いを投げ、というのを繰り返し、深掘れるだけ掘ってみた。

以下、すべての思考プロセスを書くのには時間がかかるので、写真を掲載しておく。



これを見てもよく分からないと思うが、思考の結果、自分なりの答えに辿り着いた。「毎日更新を辞める」という。

辞めてどうするのか。

週に2本記事を投稿する。

一つは、これまでも投稿してきたような読書感想文のようなもの。
もう一つは、バリューのある記事。

これまでは毎日自分がそのときに思いついたことをつらつらと書いていたが、書く内容を見極め、バリューがあると判断した場合のみ記事を書く。1記事に7日間という時間制限を設けて執筆する。

そんな結論に至った。ひとまずこれも仮説ではあるが、実験的に取り組んでみて、その効果を見ていこうと思う。


このように、やってみて違うなと思ったらすぐに軌道修正するのは重要で大切な作業だ。

これまでの発信も自分なりに納得感のあるものだったし、手段の目的化という考えでは良いものだったと思う。ただ、これ以上続けても先が見えない。

であれば、軌道修正し、やり方を変える必要はある。その機会だったのだと思う。

正直、毎日投稿する方が楽だ。特になんの縛りもなく毎日好きなことをなんでも書くというのは難しくない。だから50日続けることができたし、続けた今、あと2ヶ月は余裕で続けられるなという手応えがある。

ただ、続けてみた肌感覚として言えることだが、そこにバリューはなさそうだ。それは毎日投稿が意味を持つフェーズの終わりを意味していると思う。

だから、ここからは工夫が必要だ。

何をどう取り組んでいくのか、根本から見直して、そこで出した答えをもとに活動していく。

一段とレベルアップした記事を発信していけるように、これから励んでいこうと思う。


ではまた!!




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