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山ちゃんから学んだこと

プロフィール
1999年生まれ。東京都調布市出身。
大学を中退し、ドイツでプレーするサッカー選手。
好きなテレビ番組は「家、ついて行ってイイですか?」


怪我した影響で、家に引きこもる生活を送っている。YouTube離れも進み、最近は本を読んでいる。

最近は初めてお笑い芸人の本を読んだ。南海キャンディーズの山ちゃんが書いた「天才はあきらめた」っていう本だ。

今回はその読書感想文でも書こうかと。


山ちゃんの言葉

毎日noteを書くようになって、僕のアンテナに変化が起きている。

人の言葉とか言い回しに目がいくようになり、「この表現いいなー」「この文章は趣があるなぁ」などを本を読んで感じるようになった。

いくつか自分がいいなーと思った表現や文章をピックアップする。

自信銀行・山里支店

ちょっと待ってよ!ここに入るために僕らだって福沢諭吉さんを40人ほど連れてきているのよ!諭吉さんを集めるためにバイトしたり、親から教科書代といって仕送り増額してもらって捻出したりしてきているのよ!と、怒りたいのだが、その怒りを簡単に飲み込ませるくらいのパワーがキングコングにはあった。

姑息ちゃんは大活躍してくれた。

マンガでこのシーンを描くなら、間違いなく効果音はドヨーンという感じだった。 

その笑い声の一つ一つが鋭利な刃物のように僕の体に突き刺さって来た。

そのあと爆発的にウケる人々に向けられる笑い声は、全て激しい風に乗った石つぶてのようだった。痛くてツラくて目があけられない。風が止むのを待つもいつまでも止まない。早くこの場所から逃げたい。

クズです。自分で書きながら引いてます。この本が池井戸潤さんの本ならすがすがしくどこかでやられているはずです。ただこちら山里による自叙伝です……。ぞっとします。

使うかは別として、こんな表現のバリエーションを持っておきたいなと思った。

そして、比喩や喩え話。これがやっぱり上手い。これが上手くなると、やっぱり繊細な感覚や微妙なニュアンスが伝わる。

文章を書いていく上でめちゃくちゃ大事な能力だ。

今まではビジネス書や自己啓発書などのジャンルの本ばかり読んでいたが、これからはこういったエッセイや文学作品のような小説にも手を出していき、いろんな表現に触れて、盗んでを繰り返していきたいなと思った。



自分が読みたいものを書く

「自分が客席にいたとして、その自分が見て笑うものをやっているだけ」

山ちゃんがネタの方向性に迷っていたときに、先輩に相談して返ってきた答えがこれ。

この1文がいちばん今の僕に刺さった。

noteを書く上で、どうしていけばいいのだろうかいつも悩む。
このままでいいのか。
どう改善していけばいいのだろうかと。

そんな中での言葉が、僕にも言われているような気がして、妙に印象に残った。

僕が読みたいものってなんなんだろう。
どんな文章なら僕は毎日読むのだろう。

キングコング西野さんとかけんすうさんのメルマガは365日読んでいる。
なんだかここにヒントがありそうか。



そんなこんなで

僕が読みたいものを書く。
僕が読みたいものとは何か。

この答えを毎日発信しながら模索していこうと思う。
自分なりの形が見つかればいいなと。

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