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脳を鍛える唯一の方法「運動」!

今日は私のお気に入りのアプリ「TED」で2017年にスピーチされた神経科学者Wendy Suzuki(ウェンディー・スズキ)さんの知識を共有します。

そして私自信もこのスピーチを拝見して、2018年の上半期くらいから今日まで運動を習慣化していますので、自分なりの感想も書いていきます。

運動は脳への万能薬

もしあなたの気分や、やる気が即効的に向上する方法や認知症、アルツハイマーなどの病気を抑える方法があるならあなたは実行したいですよね?

それを可能にするのが、運動(身体運動)です。

TEDのスピーチでウェンディーさんは神経科学者として毎日、研究室にこもっていて、たまに研究費の助成金をもらうために申請書を埋めるためのアイデアを考えるのは大変だ!といっています。

そこでウェンディーさんは気分転換に運動を行ったところ、スムーズに申請書が完成したようです。

それからのウェンディーさんは、私生活に運動を取り入れることにします。そこで発見した効果は、運動が自身の脳にもたらす3つの変化があることにたどり着きます。

1つ目は、たった1回の運動でドーパミンなどの神経伝達物質の伝達を高め集中力気分を高めます。そしてその効果は最低2時間持続します。

しかし上記は一時的な効果です。

私たちは一時的な効果ではなく長期的、持続的な効果を得たいですよね!?

それには運動習慣を身に付け、心肺機能を高める事が重要だといっています。

2つ目は、長期にわたる運動習慣を身につける事です。

脳に一番多く見られる変化は、前頭前皮質にある注意機能の改善です。それに加え、集中力が良くなるだけではなく 海馬(記憶する所)の容積も増え、気分を向上させる神経伝達物質の増加が長続きします。

3つ目は、運動が脳に与える一番大きな変化は、脳に対する保護効果です。

ここでは脳を筋肉に置き換えると理解しやすいです、筋肉は鍛えるほど大きく成長します。これと同じで運動すればするほど、海馬と前頭前皮質が大きく強くなります。なぜこれが重要かというと、海馬と前頭前皮質は神経変性疾患老化現象による認知機能の低下で1番ダメージを受けやすい部分なのです。生涯にわたる運動量が増えても認知症やアルツハイマー病は治せませんが、一番大きくて丈夫な海馬と前頭前皮質を作り上げこれらの病いの進行が見られるまでの時間を引き延ばす事ができます。

どの程度の運動が必要なの?

この疑問は、さまざまな書籍でいろいろ意見がありますがウェンディーさんは週3回〜4回の1回30分程度の有酸素運動が効果的といっています。

ー補足ー

運動量は年齢や健康状態、遺伝的背景に合った運動量を知る事も必要です。

自身の経験

冒頭でも触れましたが、私はこのスピーチを拝見して2018年の上半期くらいから運動を習慣化しています。

私は週に5回40分程、有酸素運動と無酸素運動を交互に行っています。

私の場合、目的がダイエットではないので体重の変化などは全く気にしてませんし、体重計にもここ何年も乗っていません。

あくまで脳を鍛えて効率的に読書や学習ができれば良いと思っています。

約2年間続けていますが、結果として仕事やプライベートの活動でモチベーション維持にかなり貢献してくれていると思います。

1番大きな変化はウォーキング(有酸素運動)中に仕事などの問題やもっと効率的に行うことは可能か?という課題にいくつかの閃き(解決策)が思いつくようになりました。

運動は一石二鳥で、体調も改善され脳もクリアにしてくれます。

少しでも時間のある方、もしくはない方は時間を作って運動を習慣付けよう!

Wendy Suzuki -Website-

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