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防災士#7

どうもみしたくです。

今回は、一度は耳にしたことがある「ハザードマップ」について書いてきます。
ハザードマップについて詳しくなり、災害に備えましょう!

ハザードマップってなに?

⑴ハザードマップとは

①災害が発生した場合に、災害現象により影響が及ぶと想定される区域及び避難に関する情報を地図にまとめたもの。
②平時から住民の防災意識の啓発
③災害時における円滑な避難行動の促進によって人的被害の軽減を図ること
これら3点が主な目的となっています。

おそらく①と考える方が大半ではないでしょうか?

ハザードマップは、各自治体で、洪水、津波、火山、地震、土砂災害など様々な自然災害を対象としたマップが作成されています。
各自治体でそれぞれの地域にあったハザードマップが作られているため、お住まいの地域の自治体HPは要チェックです。

見方は、色で災害が発生する区域が示されています。
自身の住む場所、職場、学校、公共の施設などの日頃から使用している場所のマップがどのような地域なのかを確認しておきましょう。
どのような災害が発生する恐れがあるか想定することで避難行動を取りやすくなります。


⑵安全が保障されているわけではない

ハザードマップは、安全を保証されているものではありません。
過去の災害では、被害想定が甘くハザードマップでは示されていない場所まで災害をもたらしたケースがありました。

ハザードマップ上で、危険区域になっていなかったとしても安心してはいけません。
もしかしたら、〇〇が起きるかもしれないという危機意識を持つことが大切です。

どんな時に活用するの?

⑴日頃から自分の住んでいる地域のマップを確認

ハザードマップは日頃から確認する癖をつけておいて下さい。
特に四季に応じて、発生する災害、準備するべき防災グッズが異なってきます。
自身の暮らしの中で、想定される災害を頭に入れておくことが大切です。

⑵災害時には確認する暇はない!

災害発生時にハザードマップを見ている暇ありません。
基本的には、災害が起こる前に避難する判断をしなければなりません。
できないと災害に巻き込まれたり、被災したりすることにつながります。

被害に遭わないようにするための意識

⑴自身の暮らしで長く滞在する場所の危険度をチェック

自分自身と家族が長く滞在する場所はどこか把握しておきましょう。
家族であれば、お互いのことを守るためにそれぞれが滞在する場所のハザードを確認して、気をつけることを考えてみましょう。

自分では気づけないこともあるため、家族一緒に、同僚と一緒に考えることが大切です。

⑵ハザードマップの課題

①被害想定を超えた災害の発生する可能性がある
 (危険区域以外の地域へ災害をもたらす)
②危険区域になっていない住民の危機意識が低くなること
 (危険区域になっていないことで安心しきる)
2点によって、災害に遭われた方が大勢います。

自然災害に絶対はありません。自治体が作成したハザードマップでも、安全を保証されているわけではありません。
あくまでも、避難行動を促進させ人的被害を減らすためにマップに示されています。

今目の前で何が起きているか見て、自分で判断して避難行動をする必要があります。その時に判断材料になるのが、ハザードマップです。

気候の変化に合わせて、3ヶ月に一度を目安に、発生しそうな災害について確認をしてみましょう。

それではまた! みしたく

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