見出し画像

鑑定士と顔のない依頼人 2013

スクリーンショット (27)

※ネタバレ含みます。688文字。

 ざっくり説明すると、独身童貞のおじいちゃんが恋をして全ての人に裏切られる胸糞映画。この映画を一本見た後は全ての人が信じられなくなるもしれない。鑑定士として生涯を捧げ、一人のしつこい女性の依頼人の家に行き恋をする。ここまでは良かった。そこから登場人物全てから一斉に裏切られるお話。。。

 何を感じたか?主人公のおじいちゃんが「これが私が生涯をかけて集めた絵だ。」と女性に紹介するシーン。自分もよく人生で何を得て、何を目指し、何かに没頭したいなと考えることがある。この主人公はそれを女性の絵を集めることにフォーカスしていた。そんな人生も良い人生だなー何か人生をかけて自分が没頭できることってなんだろう?と考えれたのは良い点だった。

 しかしだ、良い音楽、カメラワーク、シナリオ。全てをひっくり返すほどの終わり方。

え?まじか。という感想がこの映画の全てを表している。。。。

 コメントを見ていると「伏線が素晴らしい」とか「サスペンス好きには良い」というレビューがあったが、、、伏線どこ?笑 サスペンス素人の自分にはさっぱりであった。しかもネタバレを見なくてもなんとなく落ちが分かっていたが、、、落ち方がそれだった。んーーーコナンとか推理小説好きにははまるのかな?いや、それよりもモヤっとの気持ちの方がでかい。

 どんな人にこの映画をおススメしたいのかは分からない。イタリアの街並み、風景とかは素晴らしくてイタリアにも興味が沸いた。物凄い辛口レビューになってしまっているが、、、人が騙されて落胆するのを見て高揚する方、人の不幸を見たい人にはお勧めの映画なのかもしれない。

この記事が参加している募集

#映画感想文

66,565件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?