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インフルエンサーを支援する4つのビジネスモデル

月に1本のブログ記事を書くということで社内に公言したのですが、8月はまだ0本。今月はギリギリで配信しました。。。

8月は34歳の誕生日を迎えました。もう若手起業家と言えなくなってきた(まだ言い張りたい)この頃ですが、今後も日々関わってくださる皆さまに貢献できることを増やしていきたいと考えています。これからもよろしくお願いします。

さて、インフルエンサーの方たちを支援するビジネスを始めてから早5年が経ちました。みんなをどのように支援していくのが最適なのか、日々考え続けています。

インフルエンサーがやりたいこと、課題と感じていること、求めていること、将来実現したい夢はそれぞれ異なります。そして、それらは時間軸によっても変化していきます。

特に彼らの影響力が大きくなればなるほど、我々のようにインフルエンサーをサポートする会社としては提供できるビジネスモデルを増やしていかねばならないと考えています。

今回のnoteではインフルエンサービジネスの変遷も踏まえ、ビジネスモデルのこれまでとこれからについて私の考えを記載していきます。

インフルエンサーを支援する4つのビジネスモデル

僕なりに考えたインフルエンサービジネスのビジネスモデルは以下の4つです。

1. エージェント型
エージェント型とは、米国ハリウッドにおけるビジネスモデルと同様、インフルエンサーが必要な部分のみを専門性の高いエージェントにお願いするというものです。今後、広告や商品・音楽のプロデュースなど、インフルエンサーの各種ニーズに特化して応えていく会社やサービスが台頭してくるでしょう。自立して活動ができ、自己プロデュース力が高いインフルエンサーには向いているかもしれません。ただし、幅広いナレッジやコンプラ周り、その他雑務に関するサポートは受けづらくなるでしょう。BitStarも当初は広告分野におけるエージェントモデルからビジネスをスタートしました。

2. サポートマネジメント型
サポートマネジメント型とは、典型的なMCN(マルチチャンネルネットワーク)やプロダクションのビジネスモデルです。所属クリエイターはプロダクションが持つナレッジ、営業力、ブランド力、プロデュース力、資産管理/運用、コンプラ周りの対応、その他雑務に関する幅広いサポートを受けることができます。一方、人によっては支払う対価に対して、全てのサービス内容を必要としないかもしれません。

3. ハンズオン型
ハンズオン型は、サポートマネジメント型と比べると、よりクリエイターの動画作りにコミットする、という意味でハンズオンと名付けました。一般的なYouTuberやTikTokerは、企画、制作、編集、配信、分析までを自分で行うことが通常ですが、既に有名であったり、今後有名になる可能性の高い人にはハンズオンで制作や編集までを支援するというモデルが今まで以上に出てくると思います。

4. ビジネスパートナー型
ビジネスパートナー型は、(資本)業務提携、ストックオプションの付与、ジョイントベンチャーの設立などのビジネスモデルを想定しています。この段階においては、インフルエンサーが大きな影響力を持ち、そして彼ら自身が起業家・経営者・投資家としてビジネスに関与します。海外ではKylie Jenner(カイリー・ジェンナー)が自身のコスメブランドKylie Cosmeticsをプロデュースし、史上最年少でビリオネアとなった人物として注目を集めています(Facebookのマーク・ザッカーバーグが保持していた23歳という記録を破り、21歳にしてビリオネアに)。今後はビジネスやファイナンス、資本政策に詳しいインフルエンサーも出てくることでしょう。

最後に

現在の国内インフルエンサー業界では、1のエージェント型、2のサポートマネジメント型が主流となっています。しかし今後は、3のハンズオン型、4のビジネスパートナー型のビジネスモデルを展開してインフルエンサーをサポート・協働する企業がどんどん出てくると思います。BitStarでも3と4のビジネスモデルにも力を入れていきますので、興味があるインフルエンサーの方は是非お声がけください!

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