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希望を届け生きていく

 自分たちはいつも、悲しい出来事に塞ぎ込みがちだ。もっと暗い未来が訪れるんじゃないか。もっと辛いことが起こるんじゃないか。そんな心配たちの多くは杞憂に終わると知っているはずなのに、放っておくと意識は下へ下へと沈み込んでいく。

 けれども、それらは打破できる。時には言葉という名の希望で。時には行動という名の希望で。



 かつて、財布を盗まれた自分に、チョコレートを差し出し励ましてくれた人がいた。「悪い人は厄も一緒に持って行ってくれたんですよ!(笑)身軽になったタクトさんの身に、これから良いことが起こります!」と。



 かつて、お仕事が吹き飛んで凹んでいた自分に、高知県の海鮮をひたすら振る舞ってくれた人がいた。「タクトさん、どんなに辛い時だって、美味しいもの食べて休めば大丈夫です!(笑)元気になって歩き出しましょう!」と。



 かつて、StartupWeekendを続けるべきかと迷っていた自分に、希望溢れる言葉を授けてくれた 奥田 浩美 さん。動き続けた果てにこそ大事なものが残ると気付かせてくれ、そこから全国を飛び回る日常が幕開け、当時の想像を超えた今がある。

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 そんな風にして、立ち止まる度に希望を授かり、立ち上がって歩んでくることができた。だからこそ思う、暗い空気が漂い始めている今、自分は希望を届ける側に回ろうと。

 遠く離れて会うことができないなら、言葉を紡いで届けよう。ちょっとポエミーで回りくどいかもしれないけれど、クスっと笑えるように。もし会うことができたなら、持てる熱を届けよう。エセ関西弁で聞き取り辛いかもしれないけれど、心に火が灯るように。

 希望の人になろう。誰もが上を向いて歩けるように。希望の人になろう。誰もが嬉し涙を流せるように。希望の人になろう。誰もが新しい明日に出会えるように。

奥田 浩美さんからいただいたメッセージ

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