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POSデータ分析について③

こんばんは。スマレジの三浦です。
昨日コロナワクチンの3回目接種を受けてきました。

熱出るやろな~と不安だったので経口補水液を接種前ガブ飲み、接種後もガブ飲み、帰宅後、まだ熱出てないけど解熱剤を念の為飲んで冷えピタ貼ってそのまま寝て朝を迎えたら、まーーーたくのノーダメージ(笑)
腕が少し痛いくらい!
効いているのか少し不安ですが、おかげで今こうしてブログを書けています。

前回の続きです!

今回は商品の発注・陳列に伴い、死に筋商品を排除して売場を作るという事なのですが、売れ筋商品と死に筋商品の見極めのポイントについて記載していきます。
その前に売れ筋商品と死に筋商品についておさらいです。

売れ筋商品と死に筋商品とは?

売れ筋商品は言わずもがな、お客様から評価を得て数多く購入されている商品の事です。店長さんも売れ筋商品は何ですか?と聞かれたらもちろん答える事が出来ると思います。売上を稼いでくれているので忘れる訳がございません。

ではこのお店の死に筋商品は何ですか?
。。。ここってあまり着目しないのではないでしょうか。

そもそも死に筋商品とは何ぞや?という方は以下をクリック↓

例えばあるお店で、10種類の商品を取り揃えていたとします。その内5種類の商品は販売を開始してから、半年間販売がございません。

店主は10種類も商品を取り揃えている事からこれ以上アイテム数を増やすつもりは無いとの事。

でもこれっておかしくないでしょうか。
10種類の商品の内5種類は売り手(お店)側に対して品揃えに問題無いと思わせている一方、買い手(お客様)側には全く興味のない商品とされているのです。

この5種類の商品はあきらかに死に筋商品です。
ただ店舗運営をしていたらこの現象よく発生します。既に大量に発注してしまっていたらなおさらで、損切り出来ない心理が発生するのです。

何故死に筋商品は発生するのか

そもそも死に筋商品はどんなタイミングで発生するのか?いくつかケースを挙げてみました。

①新規発注
新商品が出たからとりあえず発注したけど、全く売れない場合です。
お客様が買いたいと思わない、もしくは自店の客層と合わないなどの原因が考えられます。

この場合は発注する前に自店の現場分析を行い、その商品に対する仮説(どのお客様に対しでどれだけ販売できるか)が立てられたかがポイントです。

②追加発注
新商品が思いの外、売れたので追加で更に発注したパターンです。
導入当初は話題性とかで売れていたのも、時期が立つと販売は下降します。
よくスーパーの値引きワゴンで見られる鬼◯の刃の商品とかまさにこれでは無いでしょうか。

こちらは初回発注の段階で、継続的に購入されるかどうかの見極めと初回の発注量でいかにボリュームと売場で訴求出来るかがポイントとなります。

③商品カット
いつまでどのくらい売って、発注を止めるか?商品を入れ替えるか?ということを意識していないと発生します。

売れなくなってから考えるでは遅いのです。

④不良在庫
棚卸を行っても毎月、数量が変わらないけどいつか売れるだろうとずっと在庫として持ち続けた結果、不良在庫として残ってしまいます。

早い段階で半額ででも処分していれば若干の原価負担ですみますが、売れないのにずっと持ち続けていては、まるまる原価分の損失となってしまいます。

いずれにせよ死に筋商品については定期的に排除を行い、自店の商品回転率を上げる事が重要となります。

今回はここまで!
POSデータ分析についての投稿は一旦ここまでとします。
次回は在庫管理について書いていこうと思います。

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