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拓匠開発がグッドデザイン賞を受賞!! その秘密はデザインの「裏側」にあり!?

文/与良天悟

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拓匠開発から依頼をうけた外部ライターが、“遠慮なし!でいいところだけじゃなくて悪いところも紹介する”をテーマに取材をしていく本ブログ。今回は、拓匠開発が受賞した「グッドデザイン賞」を見ていこう。

えええっ!! 拓匠開発がグッドデザイン賞!?

グッドデザイン賞と言えば、トヨタの燃料電池自動車「ミライ」や、ダイソンのコードレスクリーナー「デジタルスリム」、シャープのスマートフォン「AQUOS」など、デザインにこだわった数々のプロダクトが受賞してきた権威ある賞。そこに並ぶのは、日本でも有数の大企業や、圧倒的なこだわりでデザインを追求する企業の逸品ばかり。そんなデザインの最高峰で、まさか、拓匠開発が健闘しているとはっ! 

いったいどんな理由で、拓匠開発がグッドデザイン賞を受賞しているの!?

アートで子どもを育む街

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実は、2014年に「平屋の街」「ツリーハウスの街」が受賞して以降、ほぼ毎年のようにグッドデザイン賞を獲得している拓匠開発。受賞一覧を見てみると、そこには住宅だけでなくコミュニティスペースやベーカリーまで、様々な事業が並んでいた。

2019年に受賞した「アラ・ラ若葉桜木」は、千葉市若葉区に作られた7戸の小さな戸建分譲住宅。拓匠開発は、デザインディレクターの寺島敏貴さんや、カリフォルニアで活動するアーティスト・野津萌さんらとコラボし、小さな子供を持つファミリーのためのまちづくりを行った。自由に落書きができる共用部や、感性を刺激する色使い、さらに、ひそかに散りばめられた「隠れアート」など、子どもたちの感性が磨かれる工夫が満載だ!

また、近隣住民とのつながりを生むために、近隣住民が協力して共有スペースの塗り直しをする仕組みや、不要になった本やおもちゃを交換するためのシェアリングポストを導入。アーティストとのコラボによる外見的なデザイン性の高さだけでなく、数多くの仕掛けで、人々が住みやすい街を生み出しているのだ。

何十年も暮らしていけば、表面的なデザインは劣化する。しかし、デザインの裏側で引き出される子どもたちのセンスや活発なコミュニティは一生モノの財産。アラ・ラ若葉桜木は、そこに住む人の生活をデザインしているのだ。

拓匠開発がパンをつくる!?

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千葉県野田市につくられた「オオソラモ野田みずき」は、拓匠開発が生み出した194区画の分譲住宅。豊かな自然に囲まれた抜群の住環境の一方、市街地から距離があり、買い物に不便なことがネックだった。

そんな分譲住宅地の入り口に作られたのが、小さなベーカリー「トイット」。毎朝、焼きたてのパンの匂いを住宅街に漂わせるこのお店は、街に住む人々にとって憩いの場。お店の小ささとは裏腹に、大きな屋根がつくる軒下にはイートインスペースが設置されており、コーヒーショップや花屋といったお店も日替わりで並ぶ。

実は、このベーカリーを運営しているのも拓匠開発なのだ。一般的に、拓匠開発のようなデベロッパーは、街を作った後には関わりが薄くなってしまうもの。しかし、住宅開発だけでなく、マウンテンバイク大会からフェスまで幅広く「おもろい」を追求する拓匠開発は、街に関わり、街をおもろくしていくために、ベーカリーを出店! さらに2020年のグッドデザイン賞の中でも、さらに価値の高いプロダクトが選ばれるBEST100に選ばれてしまったのだ。その選定理由を見ると、店舗のデザイン性だけでなく、拓匠開発がデベロッパーと購入者との新しい関係も高く評価されていた。

おもろいを突き詰めた末に生まれたベーカリーが、2020年のグッドデザイン賞BEST100を獲得。まさに、拓匠開発らしさが光る受賞だ。

空き地につくったツリーハウス!

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千葉駅から徒歩9分。千葉公園の目の前にある住宅街に小さな森がある。その中を覗き見ると、そこには、まるで絵本の世界から飛び出してきたようなツリーハウスや、吊り橋がある。思わず足を踏み入れると、グランピングデッキやキッチンカーが提供するカフェなど、大人も子供もわくわくするような空間が広がっていた。

拓匠開発が手掛けたコミュニティスペース「椿森コムナ」も、グッドデザイン賞を受賞した施設。

もともと、ここには放置されていた空き地があった。拓匠開発は、コミュニティスペースを作るために、木を切り倒すことなく、廃材でつくったツリーハウスやウッドデッキを設置。すると、あっという間に誰もが楽しく集える空間へと変身してしまったのだ。

「拓匠開発」は、重機を使って土地を開発するばかりではない。発想力を駆使して、コミュニティを開発するのもまた、拓匠開発の大切な仕事。森の持ち味を生かしたコミュニティスペースは地元自治会や子ども会も利用されており、グッドデザイン賞だけでなく2019年度千葉市都市文化賞グランプリも獲得した。

「拓匠開発がグッドデザイン賞を受賞!」といっても、建てられる家のデザインセンスだけが評価されているわけではない。外見的なデザインが優れているのは当たり前。その上で、その家が何を生み出すのか? どんな価値を、住人だけでなく、近隣の人々や地域に与えられるのか? そんな「見えないデザイン」が施されているからこそ、拓匠開発では、数多くのグッドデザイン賞に輝いているのだ!


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