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問診は傾聴と経験の掛け算


みなさんは自分たちの行う評価について、自分自身で深く考えたことはありますか?

自分は定期的に見直すことを意識していて、あえて再現性の低いテストを用いながら比較検証を行い自分の中で体系化させて今があります。

評価というものはシステマティック、つまり自分たちの経験を通してシステム化していきながら、尚且つ局所だけでなく他の部位における機能障害まで全身を見るべきだと考えています。

評価の仕方は人それぞれであっても考えられる病態の評価は共通していなくてはなりません。

また当然ながら正しい評価ができなくては正しい治療やリハビリの提供はできませんし、正しい解剖の知識がなしには正しい評価は行えません。

忘れていけないのが施術の際には毎回評価を繰り返して前回の治療がうまいこといってるかを評価していくことも必須です。

評価とは車の修理をするときの分解作業と一緒であると考えています。

故障の原因を探すための前提として部品が全て揃っているか?です。
そもそもの部品が無くなっていたら、その部品が欠損しているからなのか、その部品自体が壊れていたのかもわかりません。

車を分解していきながら一つ一つの部品を手に取っては
形は?
色は?
質感は?.....

と1つ1つ確認しながら、考えられる原因や因果関係を発見していくことが基礎であり醍醐味でもあり、ワクワクするところではないでしょうか?(自分は病気だと思っていますw)

今回はそんな外傷評価の際、心の中に常に持っていて欲しいことを伝えていきたいと思います。

そして後半は問診についてです。

評価の8割は問診で決まります。
そのためにはどんなことを考え、注意しながら患者さんの話を聞いていくかを紹介していきたいと思います。

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