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週刊nekoエンジニアリング vol.5

今回はuepon_tommyさんのネコ画像を使わせていただきました。鼻の周辺部分が真っ白なのがかわいい。

なぜか年末に動画配信について興味が湧いて、機材を色々調べ始めました。動画配信はしないと思いますが、動画配信用機材についての情報商材くらいは作ってみようかなと思っています。

エンジニア的未来予測

一年の始まりということもあり、エンジニア目線で今後の日本がどうなっていくかを書いてみようと思います。

車産業の衰退とともにに日本も衰退

世界的にEVにシフトしていくことによって日本車の存在感はどんどん小さくなっていき、日本の国力が細っていくのは確実かなと思います。それがまあ今後10年くらいで如実に現れてくるのではないかと思います。日本車のシェアを奪いたい世界の国々がSDGsとかいうこじつけの理由で結託してEVにシフトしていったというのは見事というしかない。エンジン技術を長年培ってきた日本ですが、突然土俵が変わってしまってその技術が否定され始めたという感じ。しかも新しいEVの土俵にはエンジンの技術の蓄積に関係なく誰でも入ることができる、というのもつらいところ。将来的には依然として日本国内は日本の車が走るとは思いますが、これまで世界各地で見られた日本車はかなり少なくなっていくんじゃないかと思いますね。そしてEVになることでもはやハードでの差別化ができなくなるので、ものづくりに固執している日本は次第に取り残されていく可能性が高い。街づくりやコネクテッドカーなど、プラットフォーム作りに乗り出してるトヨタはまだ救われる可能性はありますが、EVの車体だけ作ろうとしてるホンダとか日産とかは厳しいんじゃないかな。最終的には車のプラットフォームを奪い合う世界的な闘いになりますが、まあ一社独占にはならないような気がする。そういうのが得意そうなグーグルも、最近はつまらない会社になりつつあるので、ここは新進気鋭のスタートアップがあっと驚く方式で主権を握って欲しいところ。

リスキリングは空振りする

今後、車産業のものづくりを支えていた人々が急に余剰人員となるが、そういう人たちをリストラできない日本企業の経営ががより一層苦しくなる。そういう人たちを再教育して別なことやらせようってことでリスキリングとかが流行り始めてるわけですが、ちょっとやそっと教育したところで急激にAIとかソフト開発とかできるようにはならない。なので、まあ今後20年くらいは会社にいるけどなにもしない40代・50代くらいの人々が大量発生するのではないかと思う。昨今、コンパクトデジカメの市場が蒸発して、いままでカメラを作っていた工場にいる大量の人材が他製品の工場に回されたりしているらしいのですが、全ての人が即戦力というわけにもいかず、というのが実態のようです。工場から工場へ映るのも難しかったりするので、工場から別業種へはもっと苦労するのでしょう。なので、教育することも辞めさせることもできない40代・50代に投資するよりも、今の20代・30代くらいの人たちに対して投資して、20年後の日本の産業を支えられるようにしておく方がまだプラスかなという気がする。

じゃあどうすればよいか

リスキリングはすっぱりあきらめて、工場省人化のためのロボットを使った自動化生産技術や生産プラットフォームを構築する方へ投資をシフトしたほうが良い結果が生まれそうな気がする。そこで生まれた技術で一生懸命ものづくりするというよりは、その技術によるライセンス料で儲けるような仕組みを作っていかなければならない。また、生産用ロボットと似た感じではありますが、半導体製造装置を代表とした「作るのが難しい生産設備」をどんどん拡大していくのもいいかもしれない。いづれにせよ、細っていく日本市場をターゲットとするような商売はやめて、世界市場で儲けられるような文化を構築しなければならない。



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