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【滞独日記】在宅で集中する。心地のいい作業環境をつくるために僕がやっていること

在宅ワーク、はじめていますか?

家で仕事をする必要性が高まる今だからこそ、家にいながら自分のゾーンに入っていくことができるようになることが、とても大切なことのように思います。

ベルリンに住む僕がゾーンに入るためにやっているのは、自然とつながること。理想を言うと自然と一体化することです。自然とつながることによって好奇心を持つことができるからです。

自然とつながると、集中できる理由

そもそも、自分の創造性が発揮できているときはどんな状態でしょうか。

僕は自分の心の内なる声がどんどん湧き出てくる。そんな状態を創造的であると考えています。

今日はベンチで何か探し物をしている人がいる。窓から見える庭に花が咲いた。向かい側の家の屋根裏にどうやら鳥が住んでいるようだ──。

こんなふうに、外の世界とつながることによって、僕らは小さな刺激を受け取っています。

その心地のいい刺激こそが、人間の本能である好奇心を沸き立たせてくれる。それはまるで猫が動くものを追いかけるように。

集中するためには、ワクッとしたり楽しいと感じたりするような、好奇心を持てる環境に身を置くことが大切です。

自然に接続する方法

さて、ではどのようにして自然=外の世界とつながることができるのでしょう。

自然とのつながり方はとても簡単で、2つのステップを踏みます。

第一、自分が見える視界を全て家の外の世界にする。

目に見える風景の6割程度が、自然であるようにします。公園の木々や空、そして家々というように。

椅子や座席が部屋の中を向いていると、片付けなければならないものが置いてあったりして、雑念が入ってしまいます。

第二、外の新鮮な空気を深呼吸できること

ですから窓を開けます。深呼吸したくなるような空気感が理想です。

極端に言えば、自然とつながる環境を作るためには窓際にスツールを置いて窓を開けておけばいい。

おもしろそうなことはないかなあ?と、野鳥の声に耳をすませたり、通りを歩いている人を、眺めたりしてみる。ベンチで座っている子どもたちが、何かお菓子を食べているぞ!と言うように、外の世界に好奇心を持つ。

外の世界に集中していると、しだいに無心になり、心の声がよく聞こえてくるようになります。

重要なので繰り返しますが、人が心地のいいゾーンに入るために必要なプロセスは、何かを発見することです。

幼い頃、宝探しをするときにワクワクしませんでしたか? 

何かを発見しようとすることがワクワクすることにつながるのは、人間のDNAに刻まれていると僕は思っています。

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気持ちよく仕事ができますように。


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