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滞独日記

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記事一覧

メルケル政権のおわりに思うこと

お久しぶりです!拓郎です。 久々にドイツの話題ですが、ドイツではメルケル政権がいよいよ変わろうとしていますね。 メルケルさんだったからこそ絶大な安心感がありました。本当におつかれさまでした。 政権だけではなくあらゆることがベルリンでも変わっているよ、というお話です。 特に感じたのは、ベルリンの壁が崩壊する以前の社会主義だった頃の名残(というのか香りというのか…)が失われつつあり、急速に資本主義化していること。 (社会主義だった頃を知るには「僕たちは希望という名の列車

ありがとう!日本に帰国しました

2018年12月に、寒くて、白い空を見ながら、大きなスーツケースを引いて歩いた日のことが思い浮かびます。 早くも2年と5ヶ月が経ちました。 じつは、2月の上旬に日本に帰ってきましたー! ドイツや、旅先のデンマーク、オランダ、イギリスなどで心に残る体験をさせてもらいました。 ドイツで出会った人たちとの、たくさんの思い出ができました。 あたたかく見送ってくださった方 応援してくださった方 本当に、どうもありがとうございました! さて!日本に帰国した理由については、こ

モノをご近所さんに譲ることって結構幸せ。

こんばんは。 今日はモノを買ったりするときよりも手放すことのほうを大切にしたいな、というお話です。 というのも年末に使わなくなったものを整理していました。家具や機材、着なくなった服って、ずっと持っていても部屋を圧迫してしまいますよね。 「信じられない」と思われるかもしませんが、ベルリンでは家具付き賃貸を出てからは、マットレスと機材とキッチン用品以外のほぼすべてを譲り受けたもので暮らしていました。 だから新品、ほぼない(笑)。 コーヒーテーブルも鍋もだいすきな友人から

レシピ&食材配達サービスがめっちゃよかった話

Hello Fresh(ハローフレッシュ)というレシピ付きの食材を配達してくれるサービスを友人に教えてもらって早速試してみたのですが、これまでいくつか利用してきた食材宅配サービスのなかでも、かなり好きになってしまいました。 今日はそんなお話を。 ハローフレッシュはベルリン発のレシピと食材配達サービスです。欧州、アメリカ、オーストラリアで展開しています。 我が家は週5日間(1食分 / 計5食)を送ってもらうプランにしてみたのですが、週2日、週3日、週5日などお好みで配達し

巣ごもりの日々。さいきんの近況報告

いやー、お久しぶりです。 1月に新年のnoteを書いてから早くもひと月が経ちました。今日は最近の近況報告です。 とはいえ、ドイツはクリスマス以降コロナの状況が悪化していたので規制がどんどん強くなりました。 とにかく妻と巣ごもりの日々。 そんな状況でしたけども、ヴォルフスパークを走ったり、オンライン飲み会したり、それから。 ミールイートというんですかね?  レシピと食材を配送してくれるサービスを我が家に導入して、どんなふうに生活が変わるのか試したんですけど、それが凄

スティーブ・ジョブズの自伝映画を観て思うこと

昨晩はアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの自伝映画を観た。 今年は、ひとりの事業者としてプロダクトをつくる。 「これがあることによって、生活が変わる」 このことの重要性を映画から学べた。 なぜなら、この映画はスティーブ・ジョブズとAppleが成してきたことが、一から順を追って丁寧に教えてくれるものだからだ。 ①マッキントッシュを作るも、会社を追われ、ネクスト社でOSを開発。その技術をもとに、ワールドワイドウェブ(インターネット)が誕生し、Appleに復帰した

2021年 始めること、続けること、やらないこと

新年あけましておめでとうございます! 昨年は162本はnoteを書き、そのなかでコメント等頂けたことがとっても励みになりました。ありがとうございました。 今日は2021年にはじめること、続けることを書いてみたいと思います。 はじめること・率先垂範 日々の暮らしから、尽くせる人間になるための行動をしよう。気付いた方から改めよう。 ・毎日1%の改善 生活から仕事まで、ひとつ一つのことを簡単にできるように、あるいは快を感じるように仕組み化しよう。 ・つねに原理原則を修正・

滞独日記「クリスマス休暇前日の過ごし方」

12月23日。朝。妻の寝顔に癒されてから15分間の筋肉トレーニング。そのあとは毎日の楽しみであるオーディオブックを自然の中で聴きながらベルリンの公園を散歩。この日は足腰に負荷をかけるために小山を登った。 ゆっくり下り坂を歩いていると,斜面にリスたちが駆け回っていた。 人間がいたらどこか遠くへ行ってしまうと思っていたら、思ったよりも遠くへ逃げて行かない。 僕はそこで立ち止まり、木のように立ち尽くしてみた。 するとどうだろう。リスは二本足で立ってこちらを眺めながら様子を伺

滞独日記「クリスマスツリーを飾ってみた」

リビングにクリスマスツリーを飾った。 11月頃からベルリンの街には売店が設営され、そこではもみの木が売られている。 ゆうに2メートルを超えるであろう背の高い巨木から、僕のちょうどお腹のあたりまでの1メートルと少し程度の小ぶりなもみの木まである。 今年、ぼくの腹部の背丈のもみの木を招くことにした。 駅近の売店からもみの木を持ち返るのは力勝負で、途中で休憩をしながら、息を切らして運んだ。 木の根についている土が重く、8〜10kgくらいあったのではないかと思う。 満身創

滞独日記「再生エネルギーと送電線に思うこと」

この田園の写真はnoteで たびたび登場している。 田園のなかに ぽつんと赤い屋根の一軒家。 田園をよこぎる電線。 心惹かれる日本の風景。 こんなに静かで美しい風景に立ち入ってまで、 電気を利用させてもらっている。 こうしてタブレット上で書いた文章を、 読んでもらえているのだ。 そんなふうに思ったきっかけは、 風力発電で再生エネルギーをつくることを 日本でもトライし始めていることを知ったから。 ぼくが住んでいるドイツ北部には たくさん風力発電用のプロペラが 大地の

善いパートナーになるために、心を丈夫にする

パートナーのような心理的な距離がとても近い人と暮らしていくうえで、心が丈夫であることは大切なことだと思います。 どうして僕が心をタフにしようとし始めたのかというと、これは情けないのですが出会って5−6年目にしてパートナーに感情的な発言や態度をとるようになったからです。 パートナーと過ごして5年を超えてくると心理的な距離が近すぎて、お互い遠慮しません(笑)。 ときには、自分を守ったり正統性を主張しようとしたりして、感情的な対応をしてしまうことがありました。 でも感情で話

滞独日記「メルケルさんに習って拓郎くんも決断は早く」

こんばんは!ドイツは再びロックダウンにはいるので、今日は身の回りのお話です。 ・ド今回のハードロックダウンをすることに関してはすこし時間がかかったように思えるが、メルケルさんは判断が早いように思う。決断をするのがリーダーの仕事なのだと示してくれている。この話を妻にすると、「判断は早い方が条件がいい。メルケルさんに習って拓郎くんも決断は早く」と助言してもらった。 ・クリスマスの時季、市民はクリスマスの贈り物を郵送するのだろう。連日郵便局には70メートルくらいの人の列ができて

アンゲラ・メルケル首相のアナウンス 2020/12/13

いよいよクリスマス休暇の季節に入りますね。今日はドイツのアンゲラ・メルケル首相の記者会見を意訳しています。※あくまでも意訳なので正確な情報は別途政府機関や大使館の情報をご参考くださいね。 めちゃくちゃ拙いのですがちゃんと理解しておきたく・・・ ドイツは新型コロナウイルスの感染率(11月)を下げることができず、1日あたりの死者数が590人。これまでで最も多くなったことに首相は強い危機感を示し、厳しいロックダウンが必要だと言いました。 これは11月2日に実施した対策がしばら

滞独日記「あっという間に二年経ちました」

ほんとうにあっという間(!)という感覚なのですが、ドイツで暮らしてから2年経ちました。 そんなことすらすっかり忘れていたのですが...。笑 妻が覚えていたので記念として大好きな Futura の ナポリピッツァを、黒ビールで頂きました。 Futura Bänschstraße 91, 10247 Berlin, ドイツ +49 30 98394408 https://goo.gl/maps/mKhuXbpofcdrmwms7 わざわざ宅配するくらいおいしい ピザです。