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“気持ちで負けるな”高校野球部の監督からの教え。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、#大切にしている教え というテーマに綴っていきたいと思います。

大切にしている教え、それはずばり「気持ちで負けるな」ということ。

これは、高校時代の野球部監督から教わったことです。

私が所属してた高校の野球部は、強豪とはお世辞にもいえないチームでした。同じ地区の私立の強豪校が圧倒的な存在として君臨していたからです。絶対的な存在でした。

大会の組み合わせ抽選で、初戦で対戦することが決定したら、「あぁ、終わった」と思うほどです。

やる前から、どうせ勝てないと諦めてしまっている状態でした。やってもいないのに、完全に気持ちで負けてしまっている状態です。

そして、2年生に進級したときに監督は赴任してきました。

そこから、練習メニューが一変、基礎的なことを一から叩き込んでいただきました。冬や天気の悪い日も、室内でできるメニューを嫌というほど、取り組むように。トレーニング後のプロテインなどのサプリ等の栄養補給も教えていただき、自宅での食事についても考え始めるように。

よくおっしゃていたのが、「相手も同じ高校生なのだから勝てないなんてことはない。」ということ。

ただ、楽しくやりたいならそれでもいい。でも、勝ちたかったらもっともっと真剣に取り組む必要があると、熱く語ってくださいました。その様子は、まるで鬼の形相とも言えるほどの熱さだったのです。

初めは、そんなこと言ってもそもそものレベルが違うよと思っていた私でしたが、野球をうまくなりたい、強くなりたい、勝ちたいと思っていたことも事実。

強くなれるかは疑問を持ちながらも、一段気持ちを変えて取り組んでみようと気持ちが変わってきました。

ただ、そんなに急に変われるほど簡単な事ではなかったのも事実。その都度、監督は鼓舞し続けてくれました。不甲斐ないプレーには容赦なく、ダメ出しを。自分のダメさを感じていた私は、何も言い返せない始末。

しかし、一冬を越す頃には、継続的なトレーニングを経て明らかに身体も変化してきました。継続というのはすごいもので、私のような小さな身体でも、ベンチプレスで100kgをあげられるように。始めたころは、50kgでも重いと思っていたので信じられない成長です。

それでも、やれることはやってきたという自負も少しずつですが芽生えてもきたのです。更に面白いもので、練習の成果がプレーに現れると大きな自信となりました。その成功体験が、また練習へのモチベーションとなり、個々の力の向上と共にチーム力があがってきていることを練習試合等で実感していくことに。

明らかに、気持ちが変化していました。

真剣に丁寧に準備をしていくことで、気づくと自信を持って臨むことができるようになった気がしています。

自分たちの能力を発揮して勝てないのならしょうがない、一番悔しいのは自分たちの能力を発揮できないということだと思います。緊張したり、弱気になるなどして、気持ちの面で始める前から負けてしまっていては、思うようなパフォーマンスを発揮できるはずもありません。

成果を出したいのなら、気持ちで負けてはならない。そして、気持ちで負けないためには、相応の過程を踏んで準備をしなくてはならないということ。

日頃からの、習慣や継続が最も大切なこと。加えて、野球だけに没頭していてはダメで、礼儀であり、挨拶であり、学業でもあります。

私は、気持ちで負けないコトと、気持ちで負けないための準備の大切さを高校時代の恩師から学びました。

高校を卒業して25年たちますが、この時の教えを今でも大切に生きています。そして、これからも気持ちで負けずに、様々なことに挑戦する人生を歩んでいきたいと考えています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。

わたくし新家は、地元猿払村のプロモーションに加えて、ガジェット、革製品、コーヒー、写真、カメラの事などについて記事を書いています。他にも、各種SNS運用しています。Twitter、Instagram、Voicyと取り組んでいますので、併せてチェックしてくださると嬉しいです。

#大切にしている教え

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