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64.ありがた迷惑な誘いの断り方

Q.対バンの人と仲良くなのとか打ち上げが苦手でしょうがないです。先日も箱のブッカーに『こいつら売れそうだから仲良くなっとけ!打ち上げ絶対でろよ!』等と言われてうんざりしました。打算で人と付き合うのは虚しくなるし興味のわかない奴とは別に話をしたいとも思いません。そもそもあんまり人と話たくないです。緊張するので。酒くらい一人で飲んでひっくり返ってたいし別にのみたくない日もあります。飲みたくないなら大人しく家の布団でひっくり返っていたいです。箱の人や先輩達が善意で言ってくれているんだろうなぁというのはわからんでもないですが僕は誰かと仲良くなりたくて音楽してるわけでもないし友達位自分で好きなやつとだけつるんでたいなと思ってしまいます。それでもあれやこれやと『でろよ!でないとライブしに来た意味ないぞ!』と言われるので上手い切り替えしを教えて頂きたいです。あと打ち上げの楽しみ方も教えて頂きたいです。
2020.8.11 bgooさん(23歳・男性)

A.「相手の誘いや善意はありがたいんだけど、どうしても断らないといけないとき」は週0.8回ぐらいやってきます。

年をとるにつれ少し減ってはきますが、「いらぬ誘い」はどこまでもついて回る問題です。

これらをすべて受けようとすると、誰だって心が疲労骨折します。
かと言って、すべての誘い、付き合いをゼロにするのも考えものです。「ピンチになっても誰にも助けてもらえないやつ」が完成します。嫌な野郎になるからです。

こんなとき捌く努力、しのぐ出口もあります。ズバリ「ウィットに富んでいること」です。

たとえば「僕は頭のチューニングがかなり狂っていてうまく話せないのです」と頭をぽりぽりと掻きます。これぐらいで十分です。
「この場に中指を立てているわけではありません。穏便に、丁重に、お誘いをお断りしているのです」という意思表示になるからです。

爆笑させる必要はありませんし、「なんとなく世間をしくじったやつなのだな」感が伝わればそれでいいのです。
『ユーモア』と『ウィットに富む』は似て非なるものです。
後者にはウケるウケないという、レスポンスに依存しない自己表現が込められています。『ウィットに富む』に一縷の望みをかけて、殺伐さを打ち消すのです。このワザはなかなか使えます。

そもそも人間関係構築の目的とは何でしょう。

答えは「お互いに良い関係を作ること」です。正解はいくつもありますが、わざわざ悪い関係を作る理由などはありません。

目的が分かれば、打ち上げの楽しみ方は自ずと導き出されるかと思います。

だから「かつては良かった関係」も「お互いに良い関係」じゃなくなったら、距離感を遠めに置くほうが良いはずです。

もちろん「貴様の顔は二度と見たくない」などと告げる必要もありません。ただ、スッと距離を取ります。距離感ですべてが決まります。

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