味わったことのある話
「自らが味わったことのある話」はやはり面白い。反対に「聞きかじっただけの話」はどうにも面白くない。
説得力と臨場感とエンターテイメント性に相当な差がついてくる。
全部が全部というわけにもいかないけれど、なるべく「自分の浸かったことのある湯の話」を書いていたいなぁと思う。
「他人の成功話」や「本に書いていた話」をするにしても、自分というフィルターを通さないと知らず知らずのうちに上から目線になる。オマケにつまらないし、血の通った話にはどうにも勝てない。
この「自らが味わったことのある話」と「聞きかじっただけの話」には明確な差がある。聞いていても肌で感じ取れる。わりと分かりやすい。
その話がマジなのか、そうじゃないのかってわりと正確に伝わる。
見栄やプライドがおかしい位置に配置されると、必要以上に自分が小さくなるみたいだ。
自分が浴びたら嫌なことはひとに浴びせたくない。そのあたりの潔癖っぷりがわりと強くなっている。
むかしからそんな節がある。
どうやら曲を書くのもライブをするのも文章を書くのも同じみたいだ。
マジじゃなきゃ面白くない。
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