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【お題発表】あなたの住んでいる町を魅力的に紹介できる写真を企んでください──絶景プロデューサー詩歩さん


「TAKURAMI SCHOOL」では、さまざまなジャンルで活躍されるTAKURAMI先生を講師としてお招きし、学生の方々と一緒に「企むこと(企画すること)の面白さ」を感じる場を創出します。TAKURAMI先生が学生の方々へお題を出し、学生は回答を提出することでTAKURAMI先生からリアクションをもらうことができる、学びの場です。

「TAKURAMI SCHOOL」第1弾で、講師を務めてくれるのは、絶景プロデューサーとして活躍される詩歩さん。

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詩歩さんはこれまで、Instagramを始めとしたSNSで積極的に発信を行い、累計63万部の書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』や2022年5月にリリースされた新刊『世界の絶景に行ってみた。』など多くの絶景に関する企みを、たくさんの人々に届けてきました。

『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』

絶景プロデューサーとしての仕事は、書籍やSNS上での発信とそれらの企画はもちろん、旅行商品のプロデュースやイベント企画など多岐に渡ります。中でも、まだ知られていないスポットへ足を運び、そのスポットの持つポテンシャルを引き出して絶景をつくるという仕事には、詩歩さんの「企み」が詰まっています。

例えば、ウユニ塩湖のように水面に空が反射する「鏡面世界」を、詩歩さんは日本各地でいくつも発掘。

(愛媛県松山市の「モンチッチ海岸」にて)

(大分県の真玉海岸にて)

(大分県の「糸ヶ浜海浜公園」にて)

これらの絶景写真は、鏡面世界が見られる条件を分析し、時間帯や撮影場所など工夫を凝らすことで、生み出されました。

「日本の中には、そこに住んでいる人ほど気づけていない地域の良さが、たくさんあるんです」

このように語る詩歩さんを今回、TAKURAMI SCHOOLの講師にお迎えし、学生の方々と一緒に企むことのおもしろさを感じられるお題を考えました。詩歩さんが考えたお題はこちら。

「住んでいるところは、同じ場所にしか行かなかったり、同じ時間にしか外へ出なかったりしがちなものです。ですが、例えば夜に外へ出て見たら意外と星が見えるとか、夕方に海辺に行ったら意外な夕日スポットがあるとか、普段の生活時間や生活圏から飛び出してみることで、誰でも地域に眠っているスポットを発見することができるのではと、思っています」

詩歩さんは、お題への思いをこのように語ります。

では具体的に、どのように住んでいる町を魅力的に紹介できる写真を企めばいいのだろう?

詩歩さんは、大きく3つのヒントを挙げます。

①すでにある絶景写真から絶景条件を分析する
②SNSやグーグルマップなどで、まだ知らないスポットを探す
③時間帯や日にちを意識する

「例えば、先の例で挙げた鏡面世界は、①無風であること②晴れていること③潮が引いた『干潮』の時間帯であること、の3つの条件を満たせば、海岸線の多い日本ではわりとどこでも見られる光景です。また、SNSで『#地域名 #観光 』『#地域名 #絶景 』や『#地域名 #景色 』とハッシュタグで検索したり、Googleマップを眺めてみることで、『こんなところに展望台があったのか』など、行ってみようと思える場所に出会えたりします

よく知っている場所でも、時間や日にちを変えて行ってみることで、知らなかった価値に出会えることも。

「私は地元・浜松市の浜名湖で、子どものころは潮干狩りをして遊んでいたのですけど。大人になって、冬の夕方に行ったら、湖に立つ鳥居の真ん中に夕日が落ちる、という一面があることを知りました」

「このお題で地域に眠っているスポットを探してもらえたら、住んでいる場所の良さに気づけたり、見たことないような景色に出会えるんじゃないかと思っています」と詩歩さん。

ぜひ、住んでいる町という身近なテーマから、あなたの企みを教えてください。

応募フォーマット

①「住んでいる町を魅力的に紹介できる写真」を一枚提出してください
②写真にキャッチコピーをつけてください
③「いつ」「どこで」「なぜ」「どんな工夫で」「どんな人に紹介したくて」この写真を撮影したのか、SNSで紹介できるようなイメージの文章量で教えてください。

ご応募はこちらのページから