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フリーランスはマネしないで!思い描く自分になるためにやめたほうがいいコト

2020年3月5日。
今後何をするのか、自分は何がしたいのか、どんな生き方をこれからしたいのか、なんにも決まっていないのにも関わらず、地元で開業届を提出。

約6年半も勤め、「取締役」なんて一見キラキラしたポジションまでゲットしたスタートアップ人生をあっさりと辞めて、自分はフリーランスになりました。

独立し、エストニアへ移住し、1年間エストニアで過ごし、日本に帰ってきて引き続きフリーランスとして活動し、今は長崎に移住し…

この流れだと、なんだかサクセスストーリーが続くような印象かもしれませんが・・・実はなにもサクセスしてません。

2年間、軸足もなくふらふらしてしまって、胸を張って言える結果も残していません・・・はい、サクセスしてません。




独立開業してから早2年。
もうね、「はっやっっっっ!」ですよ。
「あれ、2年間なにしたっけ?的」な感情です。

だからこそ、今日はそんな2年間をふりかえり、『フリーランスになったら、こういう日々の過ごし方はマネしない方がいいかもよ!』のような自分なりの学びを記してみたいと思います。


📌まずはじめに

『こんなことマネしないほうがいいよ!』と具体的な話をする前に、少しだけ自分がどんな2年間を過ごしたかを紹介します🙇‍♂️

▼フリーランス1年目。

はじめはとにかく【今後何をやっていきたいか探す1年にする✊】と決めた1年でした。

動画つくってYouTubeにあげてみたり、動画編集を請け負ってみたり、記事制作のディレクションをやってみたり、マーケティングのコンサルもどきにチャレンジしてみたり、小学生にプログラミングの家庭教師してみたり、英語学習のコミュニティつくってみたり、日本語学習の外国人向けコミュニティつくってみたり、本当になんでも好き嫌いせずにやってみました。これといったスキルもない自分にお仕事をくれた方々には本当に感謝です✨

フリーランスにインタビューしてくチャンネルを立ち上げて即挫折しました。笑

このはじめの1年はすごく良かった!収入はもちろん会社にいたよりは減ったけど、ひとつの会社に所属するだけでは得られなかった経験をすることができたし、どんな作業や考えは好きで、どんな仕事やどんな人が好きじゃないのか、そんなこともわかるようになりました。

このいろんな活動を経て、自分の人生を自分でコントロールし、はっぴーに生きている人に何人も出会いました。自分の人生をコントロールしきれてるとは言えませんが、自分も以前より『自分の人生の主導権を握っているな』という意識になったんです。

そこから、もっとみんな自分の人生を自分で決めたらいいのに。自分の人生を自分のために生きようよ!そんなはっぴーな人を少しでも増やせる活動がしたい🔥と徐々に自分の中である種の使命感が芽生えてきたのもこの時でした。


▼フリーランス2年目。

いやーーー2年目があんまりよくなかった。1年目の流れでぬるっと過ごしてしまったんです。

エストニアから帰ってきてこの先どうなるんだろう?と不安だったけど、月額でいただけるコンサル系の業務委託だったり、なんとなく続けていた仕事だったりで、収入もぜんぜん悪くない。時間もある。

2021年5月から長崎に移住した後は、人口の少なさや街の美しさから心が軽くなり、時間の余裕はたっぷりあるし、お金に困ってない、みたいな安心感から、牙が抜け落ちてしまったような感覚がありました。

長崎市は美しくて過ごしやすくて心が安らぐ場所。

ん〜いまんところしあわせだし、それでいいかなー。みたいな。

新しい仕事や新しいチャレンジもしてみたけど、なんだか中途半端な気がする。まわりと比べるなっていうけど、まわりに比べて前進してる気がしない。なんだか取り残されてる感じ。

そんな感情がボヤーっと胸の中にもやもやとして残りながらも、のんびり過ごしてしまった2年目でした。




って感じの2年間でしたが、いまはやっと打ち込むものを見つけました。努力する方向性、軸を定めることができました\(^o^)/🎉

ですが、本記事は次何するの?っていう話ではなく、この2年間で『これはよくなかったなー』『他の人はマネしないほうがいいよなー』と思うことを整理して伝えてみようと思います😊


📌フリーランスはこれはマネしない方がいい

はい、お待たせしました!本題です。『フリーランスはこれはマネしない方いい』んじゃない?と思うことを自分なりに3つにまとめてみました。

①目的を持たず、できることだけやること

いやーーーこれは本当によく言われてるやつですよね。でも自分もやっちゃったんですよね😭

フリーランスって基本的に『その人にできる仕事』しか依頼されません。『”その人のできること”を超える仕事』を依頼してくれる企業は稀です。本当にレアケース。

はじめはできることでお金が得られるから気持ちがいい。自分のできることで頼られるから心地いい。でも、明確に目的を持たず、できることの繰り返しをしてもなんの前進も生まないんですね。

「できることを繰り返すこと」が好きで、それがやりたい、そうすると楽しい、しあわせ!それなら話は別です。でも大半の人が、『こういう仕事がしたい』『こんな自分になりたい』と別の目的が本当はあるはずです。

目的を持たずにできることだけ繰り返しても、目的に対して進みません。目的への距離は縮まらない。停滞は後退って誰かが言ってたっけ。

これはわからないけど、できることだけ繰り返しやっていると、ゆくゆく仕事は減るんじゃないかなーと。これは根拠ないけどそんな気がしてます。

目的を持たずにできることだけやっても、前進しない。停滞は後退。それを続けてても仕事は減っちゃう気がする。前進しましょう!


②相談にのることばかりに時間をつかうこと

相談してもらえるのはめちゃくちゃ嬉しいし、頼ってもらえることって本当に好きです。頼られたいもん🤥

頼られて、相談されて、「へぇ〜!」「たしかに!」「そうしてみます!」と言われたら、めっちゃくちゃきもちいんですよ。人の役に立った感じがして。

自分より年齢が下だったり、経験が満たない人になら、なおさらアドバイスしやすいから、ルンルンで相談受けちゃう。

Give精神あふれる行動で、これ自体否定していないし、自分自身も相談に乗るのは大好きなので辞めたくない。でもこればかりをやっちゃうのはあんまりよくないかも。

相談される自分はきもちいい。相談してきた人は問題が解決して前進できる。Win-Win。よしよし・・・
ではなく、自分はなにも前進してないんですよね。相手は前進するけど、自分は何も進んでいない。これが盲点。

だから、相談されることばかりに時間をつかうのを今後は避けたいと思ってます。相談はもちろんウェルカム🎉でも、その分寝る時間削ってでも自分の前進する時間は確保しようと思ってます。

相談にのることばかりに時間をつかっても、気持ちがいいだけで前進はしていないことがしばしば。相談は受けても全然いいけど、その分、前進できていない時間が発生することを意識する!


③楽しそう、新しいことにすぐに目移りすること

『あ、これ面白そう』『こんなものあったらよさそう』『これ人とやってみたい』みたいな感じで見切り発車に始めちゃうことがちょこちょこ。これが自分です😭

思い立ったら吉日!なんて言ったりするので、見切り発車に始めちゃうことは全然いいこともたくさんある。後先考えなかったからこそ、新しい発見があることももちろんあります。

でも、いろんなことに目移りして、やることをコロコロ切り替えていては、知識や経験が積み上がらないスキルは磨かれない。

いろいろチャレンジする時期はもちろん必要だと思います。でも、これ!と覚悟をもって決めたらコツコツと積み上げることはもっと大事。

『こういう仕事がしたい』『こんな自分になりたい』、そんな目的があるのであれば、コロコロ切り替えてばかりいずに、覚悟をもって目移りせずに突き進む。結局これが大事なんだなってこの2年で痛感しました。

楽しそうなこと、新しいことに目移りして、チャレンジすることもとってもいいことだけど、『こういう仕事がしたい』『こんな自分になりたい』そんな目的があるなら、覚悟を決めて努力を積み重ねることが結局大事!


📌思い描く自分を手に入れるために

そうやってフリーランスとして過ごして、あっという間に2年間が経ちました。

会社にいた頃より、見てきた世界、体感してきた経験、関わる人たち、すべて刺激的で、今では昔のことを思い出せないくらい充実した2年間だったと思います。

上述したようなようなネガティブな面はありつつも、やっぱり独立してよかったなーって心から思っています。

ただ、『こういう仕事がしたい』『こんな自分になりたい』そんなふうに思い描いている自分には、まだまだなれていません。

じゃあ結局、思い描く自分を手に入れるためにはどうしたらいいのでしょう?

それは結局③にも触れている通り、『この道を全力でいってみよう!』と決める覚悟と、その道をコツコツと進み続けることなんだと思います。

フリーランス仲間にフォトグラファーがいます。彼女はフリーランスになり東京に出る前、会社の休みの日には街に出かけ見知らぬ人に話しかけ、ポートレート写真を無料で撮影しまくり、腕を磨いていたそうです。毎回それらをインスタにアップし、今ではインスタ経由で仕事がたくさんくるそう。

「コミュニティ」をキーワードに、コミュニティマネージャーやコミュニティのアドバイザーをやっているフリーランスの知り合いは、めげそうになありながらも、毎日「コミュニティ」についてインプットとアウトプットを繰り返していたそうです。多くのコミュニティに参加したり、運営したりする中で、「コミュニティ」について発信し続け、コミュニティのプロフェッショナルになり、今では「コミュニティ」といえばこの人、というポジションになっています。

最近インタビューをさせていただいた、メンズパーソナルスタイリストのフリーランスの方は、ネトゲオタクの時代からファッションについて研究しまくり、専門学校を経てアパレル店員になり、発信や実践、アウトプットを繰り返し、いまではTwitterのフォロワーが1.5万人以上。SNS経由で仕事の依頼が入る存在になっています。

思い描く自分を手に入れるってこういうことなんだと思います。『この道でいってみよう!』と決めたらブレずに進み続ける。

1ヶ月や2ヶ月の話ではありません。1年や2年、はたまた芽が出るのに3年以上かかるケースだってあるかもしれない。

でも、思い描く自分を手に入れるってそういうことなんだと思うんです。

決して簡単じゃない。甘くない。時間もかかるし、とっても大変。

遠いようでそれが一番の近道なのかもしれない。

2年間ぼんやり過ごしてきたフリーランスが、自ら感じたリアルを曝け出してみました。まだまだこれからどうなるか?続けて発信していこうと思います。

ぜひ少しでも誰かの背中を押すきっかけになりますように😊

自分の人生の主導権を握れる人をちょっぴり増やすため、発信しています💡 そのための活動費用としてご支援いただけたらうれしいです😊 読んでいただきありがとうございます!大好きです!