「おじさんの未来予想図」異常あり
公務員も定年が延びた。
我が社(公務員は自分の職場のことを「我が社」という)もついに定年が延長された。この先10年かけて60歳から65歳に延長される。私の場合は、完全に65歳になっている。「ラッキー」と思っている職員も多い。だが本当にそうか?
「定年退職」とは、「定年転職」?
今のご時世、普通のサラリーマンが60代で定年退職▶即隠居生活はムリ。現代の定年とは、事実上の転職だ。「65歳で転職活動できるか?」
再就職するにしても、独立するにしても、それなりの気力と体力がいる。景気はどんどん悪くなる一方だろう。さ〜どうする?
こうやって公務員になってしまうのか・・・
公務員に転職した一番の理由は、20年以上ムリをしすぎてぶっ壊れた肉体、精神、それに家庭を修復することだ。そのために約10年が必要と見込んだ。そして60歳の退職を機に、満を持して第二の人生をスタートさせる。はずだった。ふと頭をよぎる。「まだ5年ゆっくりできるのかぁ。」この5年は修復期間ではなく、ただぬるま湯に浸かっているだけだ。それは、わかっている。だが60歳で公務員をやめる自信がない。人間は、よわい。私もこうやって本当の公務員になってしまうのだろうか。
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