映画の話

シン・ウルトラマンおもしろかった。
いい意味で期待を裏切られました。シンゴジラのようなリアル志向のポリティカルフィクションのイメージで劇場に行くと肩透かしを喰らうかもしれないです。あれは「もしイマの日本に巨大不明生物が現れたらどう対応するのか」というある種シミュレーションに近いつくりでした。最高ですよね。押井守っぽい。

打って変わってシンウルトラマンはエンタメに振った作品でした。人類は怪獣に慣れきっていて、ノリも軽いです。ユーモアに溢れていて、なおかつ気持ち悪いぐらい原点にこだわっている。一つ違和感として挙げると、政府の動きが異様に早いのですが、あれは竹野内豊演じる「政府の男」の手引きがあったのでしょう。黒幕ポジションだけど、悪役感のない感じがいいですねえ。

メフィラス星人、私の好きな言葉です。あれ見るために映画館に行っても良い。


にしても、昔の作品がアップデートするのが流行っていますね。というのも映画公開前の予告編は、「シン仮面ライダー」「機動戦士ガンダム ククルスドアンの島」「トップガンマーヴェリック」…と。我々は昭和に潜り込んだんでしょうか。

時代は巡る。けども、30年後にアップデート版が見たいという映画にはなかなか出逢えていないです。映画全盛期の時代に生きてみたかった。

スターウォーズ、2001年宇宙の旅、セブンとかを劇場で見てみたかったなあ。


小説、漫画、映画、アニメを順繰りと。創作物が好きです。文章書くの下手なんで、上手くなるために書いていこうかと。なるべく素直でいようと思います。