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出演者として撮影者が学ぶこと

昨日はとある撮影の為に市内を歩いていました。撮影の内容はまだ公開されていないので何も言えないのですが、今回は撮影をするのではなく撮影をされる側での出演となりました。

正直撮影をするのは慣れているのですが、撮影される側、しかも今回は自分の企画ではなく、色々な方々が協力して作っている企画に出演するということで撮影されるというのは少し変な感じがしました。

しかしその一方で学ぶことも多かったです。普段撮影者として出演者にああだこうだと指示をしている側でしたが今回は逆。色々指示を受けた上での撮影となり、こうして欲しいと撮影者の方から色々指示をして頂きました。

その時思ったこととしては、指示はしっかりしないと相手には伝わらないだなぁという事です。撮影者は自分の頭の中で理想となる映像が浮かんでいます。そしてそれを撮影で再現します。その理想を再現する為には出演者の方にこうして欲しいというのを明確に伝える必要があるんだなと感じました。

僕は撮影をしながらこうすればいいじゃないと凄く効率の悪い撮影の仕方をしていました。しかし今回の撮影者の方は既に頭の中でストーリーができていて、そのシーンを撮影するとそのシーンを出演者の方にも共有し撮影を始める。しっかり明確に伝えることで、余分なNGを出すことをせず早く撮影が済むし、撮影者として編集も無駄なカットをせず効率の良い編集ができるんだなと感じました。

撮影の時間は2、3時間とそんなに長い時間ではありませんでしたが、出演者をしながら撮影者の撮影を見ていて学べることっていっぱいあるなぁと思いました。もちろん撮影の仕方は人によって違うし、クリエイターによって内容でも得意・不得意というのがあると思いますが、今回学べたことは自分が撮影する上でも必要になってくると思うので、様々なところで活かしていきたいなぁと思います。

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