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天の川銀河中心のブラックホールの撮影成功

昨夜とても驚くニュースが飛び込んできました。国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)・コラボレーション」が天の川銀河の中心にある巨大なブラックホールの撮影に成功したという話しです。

史上初の天の川銀河中心のブラックホールの画像。これは、私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール、いて座A*の姿を初めて捉えた画像です。この天体がブラックホールであるということを初めて視覚的に直接示す証拠です。地球上の8つの電波望遠鏡を繋ぎ合わせて地球サイズの仮想的な望遠鏡を作るイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)によって撮影されました。望遠鏡の名前は、光すらも脱出することのできないブラックホールの境界である「イベント・ホライズン(事象の地平面)」にちなんで名付けられました。ブラックホールは光を放たない完全に漆黒の天体であり、そのものを見ることはできません。しかし周囲で光り輝くガスによって、明るいリング状の構造に縁取られた中心の暗い領域(「シャドウ」と呼ばれます)としてその存在がはっきりと映しだされます。今回新たに取得された画像は、太陽の400万倍の質量を持つブラックホールが作り出す強力な重力によって曲げられた光を捉えたものです。いて座A*のブラックホールの画像はEHTの2017年の観測データから得られたさまざまな画像の平均です。
国立天文台


正直これが何が凄いのかという話をされると説明するのが難しいのですが、天の川銀河というのは、我々地球がある太陽系が存在する銀河のことです。その銀河の中心が巨大なブラックホールだということが確定したということです。

これまで、天の川銀河の中心には何なかの周りに天体が周っているというのを発見されていて、それが何なのかわからなかったようです。しかし今回の研究、地球規模の電波望遠鏡ネットワークを使ってそれがブラックホールということがわかったようです。

ということは我々は巨大なブラックホールの周りの星の一部として地球が存在しており、そこで暮らしてるということになります。(間違っていたら訂正します)

僕自身詳しい宇宙のことはわかりませんが、宇宙にはまだ人間には知られていないことがたくさんあります。発見される度に、凄いなぁと思うし、こういうのがどんどんわかってくるとワクワクします。

今後どんな宇宙の発見があるのかも楽しみです!!

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