業績面談の季節…フィードフォワード

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

3月…年度末です。おそらく多くの企業では年度末ということで業績報告とか、部下の業績面談とかをして査定をする時期ではないかと思います。

そして管理職としてはこの部下との面談というのが結構大変…部下の人数が多いと全員の面談を行うだけで1~2週間くらいかかってしまう場合もあるでしょう。そして(もしかしたら私だけかもしれないですが…)なかなか部下の本音を引き出すのが難しいと感じられる方もいらっしゃると思います。

原因はいくつかあるのでしょうが、私自身が部下の立場で思っていた時のことも思い起こしてみると・・・

〇上司が信用できない

〇言ったところで何が起こるというものでもない

とまあこんな感じで何を聞いても「まあ大丈夫です」とか「頑張ります」みたいな形で終わってしまったりしてしまいます。

上司ー部下間の信頼関係が結構築けているなと感じている間柄でも、だからと言って仕事の面で本音をすべて言うかどうかは…いや、言ってくれる時にそれに応えきれなかったりすると、ほどほどで終わってしまうこともあります。

ということで悩める管理職としては、この季節は若干気が思いと思われている方も多いのではないかと思います。

とは言え、これは避けることのできない行事(職長を外されればなくなりますが)。面談が苦手だなと思う方は、やはりなにがしかどうやったら今よりうまく面談ができるようになるか、と考えることと思います。

そのようにお悩みの方には次の本をお勧めしたいと思います。

久野和禎著『フィードフォワード』

これの一番のポイントは、部下に批判をするのではなく、未来に向かってどうやっていくか?と問うことと私は理解します。

特に私たち昭和40年前後の生まれの方々は、上司に批判されながら育てられてきましたので部下にも同じように接しがちです。またこれは人によるとは思いますが、とかく部下の「出来の悪いところ」「足りないところ」に目が行ってそれを指摘する(もちろんそうすればもっと良くなるよという気持ちを持っているのは言うまでもないことですが!)ので、部下からすると自分は頑張っているのに悪いことしか指摘されない、ということになっているのかもしれません。

私も今だったらもう少しましな面談ができるかもしれないな…と思ったりします。恐らく図書館に蔵書されていることと思いますので買う前に一度借りてみてはいかがでしょう?

それでは今日もありがとうございました。

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