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読書の秋…蔵書=価値観を表している

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

読書の秋、がそろそろやってまいりました・・・最近また暑くはなってますけれども。

今は緊急事態宣言で図書館が休館になってしまっているので今は新しい本を手に取るというよりは、手持ちの本を目についたものをつまみ読みするような感じです。

そんな中で今朝手に取った本、和田秀樹著の『自分は自分、人は人』からなるほどと思ったところがあったのでご紹介したいと思います。

・・・けれどもきっかけはなんであれ、「やっぱり読書は楽しいなあと気づけばそこで読みたくなる人がかならず出てきます。そんな人こそぜひ再読を試みてください。なぜなら、自分の書棚に並んでいる本こそ、いつか読み直したい」と思っていた本だからです・・・中略・・・過去に読んできた本を手に取ってみると、自分の目指してきたものがはっきり見えてくるといいます。「手あたり次第に読んできたようでも、好みの基準があって、それが今の自分を作っているんだなと気が付く」

自分の本棚を見返してみると、ここ数年で買っている本はほぼ自己啓発本ですので傾向は同じですが、高校・大学あたりで買った本がまだ手元にあったりするのでそれを見てみますと・・・司馬遼太郎の小説だったり、一時はまった泉麻人のエッセーとかが本棚に入っています。

これらの本は内容的に共通性は感じられませんが、私にとって何が共通する項目なんだろうと考えてみました。

まず、司馬遼太郎の小説の何が私を惹きつけているのかを考えてみますと・・・歴史が好きだったからなわけなのですが、それよりも何よりも、まるでその時代にタイムマシンで行って取材してきたような、登場人物にインタビューしてその心理を語っているような、そんなところがどの物語にも感じられるところが好きでした。さらに考えてみると、司馬遼太郎の小説で主人公として描かれている人物はどれも自分の能力を最大限に発揮している、それを魅力的に描いている点が好きで、それらをひっくるめると、司馬遼太郎がその時代の人物(実在、架空含めて)に命を吹き込んでいるようなその文章の力に魅力を感じているんだなと思いました。

一方、泉麻人氏のエッセイ…彼の文章が『あるある』的な笑いを誘うものでそこが好きな点です。司馬遼太郎とは全然違うわけですが、笑いを誘うその筆遣いとでも言いましょうか、それが私がある意味あこがれている点なのかな、と思います。

まあ、そんなに意識して今まで買ってなかったのでちょっと分析が浅い気がしますが、でもそれほど遠くもないと思います。

皆さんも一度、自分の本棚を再チェックしてみてはいかがでしょう。もしかすると自分の価値観を探るヒントが見つかるかもしれませんし、そうすれば本当にやりたいことが何なのか、今わからない人はそれが見つかる糸口になるかもしれませんから。

ということで今日もご一読いただきましてありがとうございました。

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