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僕の美容師という仕事の体験価値は?

『体験価値を上げたい。』
この事を考えているときに、
そもそも美容師の体験価値は、
いつ感じてもらえて、それはどのような事なんだろうと思った。

例えば、食事ならお店の雰囲気、盛り付け、味、接客とかかな。
ファッションなら、どこでどんなスタッフさんから買うかとかになるかな。

こういう感じで美容師はどうかなと考えた。

大きく分けて、一瞬の積み重ね的な要素と長い時間で感じてもらう2つがあるなと気付いた。

まず1つめの短い時間の積み重ねは、
サロンに来る事で感じること。内装や僕らの雰囲気、お洒落や触れるものがそれにあたるかな。
つまり視覚的に感じる一瞬の高揚感。
自分じゃ真似できないヘアスタイルの仕上げや!ホームカラーじゃ出来ないようなヘアカラーもその一つだと思う。
待ち時間に出す飲み物や雑誌とかのサービスもそうだと思う。
ここでしか体験できないな〜って思ってもらえること。

この1つ目は、美容師になった時から何となく言われてきたこと。

このご時世で、もっと意識をしないといけないなと思うことが2つ目のことだなと思う。
時間の変化で変わっていくことや家に帰った後に感じてもらうこと。
そういうこともちゃんと分けて考えないといけないなと思う。

具体的なことは、技術と言葉がだいじだとおもっていて、
サロンから帰って残るものはデザインしたヘアスタイルがある。
どれだけ扱いやすいか、スタイリングが真似しやすいか、そして時間と共に伸びていっても形が崩れないみたいにもう一回感動ポイントがあったりもする。
それは技術の要素が大きく、高いお金を頂いているので当然予想以上が当たり前。

時間が経ち、いつもの生活のなかに戻った時のヘアスタイル、つまり美容師の商品が、どの様な体験価値があるかも大事にするということ。

言葉というのも次のご来店までに心に残ることとして大事で、
話す内容やヘアスタイルについてのアプローチだったり、時間に彩りを加える大事な要素だと思う。

髪を整えたり、ヘアスタイルを楽しむだけじゃなくて、
少しでも皆さんの生活の役に立ったり、背中を押せたりできるかも
僕がなりたいかっこいい美容師さんです。


美容室にくることをここ最近すごく考える。
いっぱい考えて場所の意味を磨いていきたい。

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