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クラウドファンディングスタートしました!!!

タイトルにできるだけビックリマークをつけたら、noteがバグってしまいました。

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PVがチェックできなかったのでやめました。お茶目が過ぎました。今年23歳になります、熊谷です。

というわけで、クラウドファンディングがスタートしました。目標金額は150万、期間は3月5日までの40日間です。これまで散々活動の様子を配信しては「うわぁ…全然広まらない…」と肩を落としていましたが、これからもめげずに発信し続けます。

Facebookにも投稿を続けていたんですが、僕の直感的にnote見てくれているのはツイッターから来た人が多い気がしているので、Twitterから来た人向けに、ここに僕のクラファン前のFacebook最後の投稿を載せます。僕から、パートナーのケビンに向けたメッセージと、クラファンに向けた僕の心境を書きました。少し長いですが、ぜひ読んでいってください!

【ケニアの島でクラウドファンディング!】

以前Facebookに掲載したクラウドファンディングの公開日が【1月26日】となりました!公開まで残り【1日】となっています。ついに明日となりました…!今日で連続投稿は最後になりますが、これからも活動の様子を逐一facebookに投稿していくので、応援よろしくお願いします!最後は、【現地パートナーのケビン】について紹介したいと思います。

一言でいえば、僕は彼の夢を応援したくて、これまでたくさんつらいことがあったけど、なんとかやってこれました。このクラウドファンディングは、彼のためです。

彼とは、僕が活動を見学していた島の保健センターで出会いました。ある日、「一緒に行かないか」と、島のHIV患者のカウンセリング活動に連れて行ってくれました。休憩中、話をしていて、彼がプレステやネットのできる場所を運営していると言っていたので、「そこをHIVテストを受けないといけないようにして、テスト受ける人を増やしたらいいかもね」と、何の気なしに言うと、彼はノートとペンを取り出して、何が必要なのか、誰の助けが必要なのかを書きだしました。「やろう。お金はどうやって持ってこれる?」と聞かれ、あまりにも突拍子だった僕の頭に浮かんできたのは「クラウドファンディング」で、それはそのまま口から出ていました。

気づいたら、島の診療所にHIVカードの説明をしに行ったあと、「今まで若者対象にHIVのプロジェクトはなかったから」と、性教育まで行うことになり、学校を周りに回って、クラウドファンディングも準備して、まだまだやることは残りの滞在期間で終わらないほどあるけれど、ここまでとりあえず漕ぎつけました。

僕は、そんな彼の情熱に惹かれたのではないかと思います。

これまで、カンボジアで、トルコで、ケニアで、たくさんのいわゆる世界の「悲劇」を目にしてきました。夜、繁華街を赤ん坊を抱えて歩く子ども、地雷で足を失った人、行き場のないLGBTQの人々・移民が集まったスラムが、国の宅地開発事業で追いやられようとしているところ、夜転んで血まみれになって帰ってきても、まともに応急処置すらできない現実。疱瘡まみれで肌のかぶれた子どもが島の診療所で母親に抱きかかえられて、治るかもわからない列を待っているところ。母親が「頭痛」で亡くなって、棺桶が埋められていくのを大声で泣きながら見守る、孤児になってしまった女の子。

だけど、多くの人が目撃して「なんとかしなきゃ」と思う現実よりも、僕はケビンのように、自分の生まれ育った国を、地域を、変えようと情熱を行動力をもって動く人の背中を押したいと強く思うようになりました。何よりも、彼のような人にチャンスが回って来ずに、成し遂げたいことを成し遂げられないという現実が、僕の「なんとかしなきゃ」と思う現実になっていました。

彼自身幼いころからこの島でたくさんの人たちがHIVが原因で亡くなっていくのを見てきたそうです。現に、彼はHIVによって幼いころの親友を亡くしてしまっています。それが、彼を動かす原動力にもなっているのだと思います。そんな話をしていて彼はこんなことを口にしていました。

「いつか僕が、HIVゼロの世代をこの島で創るんだ。」

学生NGOに入っていたころ、「僕たちは世界を変えることができない。」という有名な映画を見ました。カンボジアに学校を建てる大学生の話です。二回も見た僕の好きな映画の一つです。映画のタイトルのように、僕は正直、自分が世界を変えることができることなんて微塵も思っていないし、このクラウドファンディングで満額達成したとしても、そうは思えないと断言できます。

それでも、彼の変えたい世界を、この島を、手助けする一歩にはなれると信じています。彼の思い描くように世界を変えることくらいは、僕にもきっとできると信じています。

活動を始めたばかりのころ、彼はスワヒリ語のことわざを一つ教えてくれました。「爪が1つだけではシラミを殺すことはできないが、2つあればそれができる」ということわざで、困難なことも、誰かとならば成し遂げられるという意味だそうです。いつか、彼と一緒にこの島のHIVというシラミを潰すと、彼と約束しました。

こんな未熟でひ弱で、何回も体調壊しまくって、クラウドファンディング始めるのも怖くてしょうがないけど、やるしかないからSNSで広報始めました。でも、やっぱり簡単にバズってくれるほど現実は甘くなくて、やっぱりだめかなぁ…と今も心折られそうになってしまうような、こんな、どうしようもないほど心の弱い僕でも、最後まで折れずに、しぶとく泥臭く、ときどきもらう応援の声に背中を押してもらってなんとか今日もやり抜いて、いつかはこの押してもらった背中で、ケビンの背中を押すんだという気持ちでここまでなんとかやってきました。

僕は、どこのNPOやNGOに所属しているわけでもなく、完全に個人の、ただのその辺の大学生です。クラウドファンディングがうまくいくかと言われれば、胸を張ってイエスとは言えないけれど、でも、いつか、いつかと歩みを止めずにやり続けていれば、彼の背中を押すことができると信じています。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。それから、今までフェイスブック、ツイッター、ノート、インスタグラムで声をかけてくれた、いいねをくれた、シェアをくれた、スキをくれた、サポートをしてくれた皆さん、本当にありがとうございます。どれほど心救われたことか、皆さんにはわからないかもしれませんが、僕は本当に通知をもらう度、励まされてきました。

最後に長くなりましたが、僕たちの、背中を押していただけないでしょうか!クラウドファンディングは1月26日になった瞬間にスタートします!

よろしくお願いします!


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