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私の読書法
最近、本の読み方について試行錯誤しています。過去に読んだ本でもなんとなくの内容しか覚えていなかったことに気づき、時間かけて読み切る必要性に疑問を持つようになりました。そこで、読書法について言及されている本を探し、自分なりの読書方法を紹介します。
1.まず何を知りたいか
まずこの本で何を知りたいか「目的を明確にすること」です。目的や読みたいと思った理由を明確にすることで、読むべきところに絞り込むことができます。
それが分かれば理解できない所、難しくて読み飛ばしした所があっても買って正解だったと言っていいです。
2.読み飛ばしてもよい
正直読んでて苦痛な所、眠くなる所はあると思います。そんなときは思い切って読み飛ばしましょう!せっかく買ったのに・・・と罪悪感を感じてしまいますが(少なくとも僕は)、苦痛な読書は時間の無駄なので、知りたい内容がわかれば積極的に読み飛ばししましょう。
乱読がよろしい。読み捨てても決して本を馬鹿にしてのことではない。 かりそめの読者がしばしば大きなものを読み取る。
P23
3.さっと読み
さっと読みは、とりあえずざっと読んで、時間があるときに見返す読み方です。
僕の場合、主にデザイン関連、事例集、エッセイに多いです。
4.じっくり読み
じっくり読みは、仕事や勉強のためではなく、読むことが目的の時で、最初から最後までじっくり読む方法です。僕の場合は小説にあたります。
時間がかかるのがデメリットですが、生涯大事に持っていたい本に出会うことがあって感慨深いです。
5.ガチ精読
ガチで精読する時は、一回目に読むときは思い切ってページに折り目をつけ、二周目は折り目をつけたページを中心に読み返し、特に大事な箇所はアンダーラインをひきます。
さらにNotionでアンダーラインをつけた箇所を中心にまとめます。この場合、自分が分かれば良いので、箇条書きで重要箇所を書き留めます。
最近は音声入力で文章を書くことが多いです。
ガチ精読は、ビジネス、思考法など、仕事で役立ちそうな本に多いです。
4.本と本の文脈を知ることが大事
このように僕の本棚には、さっと読む本もあれば、折り目つきまくってボロボロの本まであります。
読むことも大事ですが、特定のジャンルに詳しくなりたい場合は、この本の立ち位置、本と本の文脈を知ることが大事です。
真の読者が把握を試みるべきは、この書物どうしの関係である。
P31
全体の中で自分がどの位置にいるのかがわかっていると言う事、すなわち諸々の本はひとつの全体を形作っているということを知っており、その各要素を他の要素とも関係で位置づけることができるということである。本の内部とはその外部のことであり、ある本に関して重要なのは、その隣にある本である。
P33
参考図書
自分なりの読書方法は、以下の本で調べました。
サポートしていただけたら、喜んで泣きます。