2022年はRADWIMPSから始まる
2022年1月9日
「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」
@幕張メッセ
RADWIMPSのライブだ。
コンクリートで囲まれた空間に、青のタオル、パンフレット、パーカー等々を身に纏った人で溢れかえっていた。
この光景を見ただけで、ゾクっとさせられる。
「ああ、ついにこの日が来た。ついに始まるんだ、RADのライブが!」
会場に入ると、座席には高低差がなく、これでは全然ステージが見えないし、残念だなあと思った。しかし、そんな気持ちは数分後に吹き飛ばされることになる。
突然会場が暗くなり、そしてTWILIGHTの前奏が流れた。
それと同時に会場の全員が立ち上がり、拍手で包まれる。
「RADのライブが始まった!」
そこからはあまりの幸福感、高揚感で満たされ、記憶が追いついていない。
これぞRAD渾身のセトリと言わんばかりの激アツすぎる選曲、五臓六腑にまで響き渡る音響、会場と一体になった音楽、アッと息を飲むような舞台演出、どれをとっても「最高」という言葉に尽きる。さらには、神回と言えるような(参加者のみ知っている)出来事もあり、それもそれである意味「最高」だった。
会場では故意に声を出すことは禁じられており、RADWIMPSライブ恒例の歌を一緒に作り上げるといったことができない。でも、そんなことは関係なく、会場の熱量は半端なく高かったし、声はなくとも一体となって歌い上げているようなそんな感覚があった。
そうして、RADのライブは終了し、余韻だけが今も残っている。
2022年、年の最初からRADのライブに参加でき、なんとこれ以上ないんじゃないかってくらい「最高」のスタートを切った。
2022年を思う意味でも、ライブ中は全力で腕を上げて、飛び跳ねて盛り上がった。どれだけ腕がしんどくなっても、つりそうでもだ。完全に出し切った、「最高」のライブだった。
少し、いや、かなり大袈裟な話をして終わろう。ライブで似たようなことを話していたので、それについて思ったことだ。
ライブの曲が終わりに進むように、RADのライブ、RADWIMPSという存在自体も終わりに進んでいる。もちろん、まだまだそんな未来は来ないだろうし、きてほしくない。ただ、僕が言いたいのは、たとえそんな未来が来たとしても、そうなるまでずっとこのロックバンドを応援し、ついていきたいということだ。大事なのは今の時間をどう過ごすかである。どれだけ嘆き悲しんでも万物は終わりに進んでいるのだから。
ロックバンドなんてもんを、好きになってよかった。
RADWIMPSなんてもんに、出会えてよかった。
「この上ない」1年の始まり。
大好きな表現です。
楽しんでやってます☺︎