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T5の多重露光で遊んでみた

以前使っていた機種はX-T3でしたので、T4のことはわかりませんが、
T5になって多重露光の機能もかなり変わった(強化された)ので、まずは身近なもので試してみました。

まずは操作部(外観)
T3では軍艦部のISOダイヤルの下部に「連写」、「単写」などの選択肢の一つとして「多重露光」があった。
それがT5になって、メニューの一項目になった。
メニューから順に選んでいくスタイル。(即「マイメニュー」に登録した)

次に中身(選択肢)
T3ではなにも選べなかった。ダイヤルで切替たら終わり。
多重枚数は2枚のみ
それがT5になって選択肢が次の四つに(も)。
  ①『加算』
  ②『加算(平均)』
  ③『比較(明)』
  ④『比較(暗)』

 ※多重できる枚数は最大9枚までに増えた

T3しか知らないわたしは「えっ!何を選んだらいいの?」(笑)

ということで実験!! 見出し写真のミニチュアを二枚撮って重ねてみることにした。

まずは①『加算』
これは別々に撮った二枚を単純に重ねてくれる。明るいところが重なるとさらに明るく、暗いところに明るいところがくれば、明るい方に。
明るいところが重なったら露出オーバーに。ちょっと面白いかも。
場合により露出アンダーで撮るやり方も必要かな。

X-T5 XF30mmF2.8


次は、②『加算(平均)』
これは以前(T3)の仕様と同じかな、枚数は9枚に増えたけど。それなりに露出を抑えた(半分?)二枚を重ねてくれて、最終の露出を適正(自分の)にしてくれるようですね、9枚でまた確かめてみよう。

X-T5 XF30mmF2.8

次は、③『比較(明)』
これは明るい方が残り、明るいところと重なった暗い部分は残らない。
夜景なんかで活躍しそうな機能かな、星景写真とか。
ただ「連写」とか「インターバルタイマー」での撮影では「多重露光」は選択できない、ちょっと残念、レタッチソフトでやれと(笑)

X-T5 XF30mmF2.8

最後に、④『比較(暗)』
これは③『比較(明)』とは逆に暗い方が残る。暗いところと重なった明るい部分は残らない。
レタッチソフトであるけれど、使ったことはないなぁ。どういうときに使えばいいのだろうか、わたしには未知の領域(笑)

X-T5 XF30mmF2.8

以前(だいぶ前)別のメーカーのカメラを使っていたときは、多重枚数とそれぞれの明るさの分配率を設定するような仕様があったと思う。それはそれで面白かったけれど、分配率なんて考えるのは大変だった(笑)
T5では、単純加算と平均加算の二通りだけど、実際にはこれで充分かなと思う、細かく重ねるにはレタッチソフトでやればいいか。

そういえば、今のT5は多重する個別の写真のRAWファイルを残しておいてくれている、T3は多重した結果のJPGファイルしか残らなかった。(RAWファイルを残さない仕様になっている)

さてと、まずは「加算(平均)」から使おうかな、撮る場面が浮かばないのが「比較(暗)」だなぁ。

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