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「大手ハウスメーカー」VS「地元ハウスメーカー」

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


先日、zoom相談でのことですが、
「大手ハウスメーカーと地元のハウスメーカー、どちらにしようか迷っています」という相談がありました。


スペックは、大手ハウスメーカーのものに、地元ハウスメーカーは合わせる、そのうえで地元ハウスメーカーの方が数百万円は安くなる、とのこと。


相談者さんは、「安い方がありがたいのだが、信頼性の点でやはり大手ハウスメーカーの方が安心できるのではないか」、という迷いがあると仰ってました。


実は、よくある相談です。


確かに、大手ハウスメーカーは信頼度が高いようです。

なんせ、全国的な知名度ですから、下手なことはできないようにも思えます。


地元の中小ハウスメーカーはピンキリなので、きちんと調べてみないと宜しくない会社ということもあります。


結論から言いますと、仕様がほぼ同じで、数百万円の差あるなら、

「地元ハウスメーカーにお願いして、設計のセカンドオピニオンや工事の第三者チェックを導入する」ことがオススメです。


ですので、地元ハウスメーカーの話を聞いたり調べてみて、「ある程度信頼できそうな」感じであれば、地元ハウスメーカーに依頼をし、

・設計に関しては、間取り診断や設計自体のセカンドオピニオン

・工事に関しては、第三者の工事監理や第三者のスポット検査

このようなサービスを利用しても、まだ地元ハウスメーカーの方が安い!ことが多いのです。


◆設計面で第三者のチェックを導入する必要性

設計については、大手も地元業者も、正直、担当者の「当たり外れ」があることは否めません。

ただ、大手の場合は組織力でカバーすることがあるので、個々の担当者の実力不足をカバーできることがあります。

と言っても、「間取り」については、大手ハウスメーカーでも結構デメリットが隠れていますので、大手でも地元ハウスメーカーでも、セカンドオピニオンをするのがオススメですね。


設計というのも、案外、チェック機能がないものですから、誰もチェックしていないという状況もありうることなのです。


地元ハウスメーカーはもちろん、大手ハウスメーカーの設計でも、間取り診断はやって損は無い工程と言えます。

◆工事面で第三者チェックを導入する必要性

大手も地元メーカーも、実際に工事をするのは職人さんですし、当然、ミスもします。

そこで、工事もチェック体制が大事なわけですが、チェック体制というのも様々です。

しかし、大手ハウスメーカーの品質が優れているとすれば、工事のチェック体制があると言えます。

なので、地元ハウスメーカーにお願いをする場合には、第三者のチェックを導入することで、その差を補うことはできますね。

また、大手ハウスメーカーの工事も完璧ではないかもしれませんが、第三者チェックを導入できない場合が多い、というのが実情です。


◆まとめ

大手ハウスメーカーはファッションでいうと「ブランド」のようなものですが、ブランドだから全てが高品質とは限りません。

また、建築は良い材料を使えば良い家ができる訳では無い、というのが難しいところです。

コスト面で抑えながら、品質の良い住まいを手に入れるには、地元ハウスメーカー+第三者チェックという選択肢を検討してみましょう。

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