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家づくりの「無駄」を探せ!

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

今日は、家づくりの「無駄」のご紹介。

と、言っても、必要な人には必要なもの。

要は、「理由なくつけている」「考えてみれば要らないかも」というものです。

工事費がかさんできて、予算オーバーの時にはコスト削減のために考えてみるところです。


◆太陽光パネル

そもそも、私自身が太陽光パネルがあまり好きではないので、挙げておまります!

ZEHには欠かせないものではありますが、デザイン的にかっこ悪いし、メンテも要りますし、そもそも元を取れるのかどうかもちょっと怪しい。。。

屋根にも良くないので、雨漏りの原因になることもあります。


◆天井高さ(階高さ)

天井が高いと開放感が高まり、スッキリした空間が作れますが、何かとコストがかかります。

通常の天井高さはは2.4m~2.6mくらいですから、それ以上高い場合は、少し下げるとコストカットできます。

無駄に天井が高いと、
・階の高さが上がり材料費が高くなっている
・体積が大きくなるので冷暖房費が高くなる
・体積が大きくなる分仕上げの面積も少し広くなり材料費が上がる

ことになります。


◆2階リビングの床暖房

床暖房は寒い地域なら重宝しますが、それほど厳しい冬じゃないよって方は、いらないかもしれません。

特に、2階リビングだと床冷えまではしないので、無くても良いかもしれませんよね。

◆全館空調

全館空調も設備としてはイニシャルコストがかさむものですし、ランニングコストも高くなりがちな、「快適だけど高くつく」設備といえます。

この、「快適だけど」というのも、全館空調の中にはイマイチなスペックのものもあるので要注意ですから、エアコンをつける方がよっぽど安くて快適だ、といこともあります。


◆和室

普段使う訳では無いのに、なんかいい感じだから、という理由で和室をつくろうとしている場合は、再検討です。

もちろん、和室は癒されますしリラックスできますけど、あくまでもプラスアルファの空間なら考えてみましょう。

・来客用と考えていたけどそんなに客が来るかな?
・和室があるせいでLDKが狭いな
・小さな畳スペースなら無くても良いかも

などあれば、要検討ですね。


◆大きなファミリークローゼット

ファミリークローゼットは最近ほんとに人気のスペースです。

家族全員の衣類やお出かけセットなどを一部屋にまとめて仕舞えますから、片付けも整理も楽ちん。

しかし、これがやたらと大きい方がおられます。

1階に設置する場合は、あまりスペースに余裕が無い場合が多いので、大きくても4帖まで。

効率よい形で3帖もあれば4人家族の普段使う衣類は入れておけます。

それに、お子様は大きくなると自分の部屋のクローゼットを使うようになるかもしれません。

むやみに大きなファミリークローゼットはほかの必要なスペースを圧迫しているかもしれませんので、要チェックですね。


◆「広い」ランドリールーム

これもファミリークローゼットと同じく、もったいない広さではないか?ということです。

家事時短のために、干しっぱなしにできるので重宝しますが干すだけの部屋ではもったいないですから、脱衣や洗面と兼用してない場合は、見直しても良いですね。


◆まとめ

今回は、コストがかさんできた場合に見直すべきところとして「無駄」になっていることがよくあるスペース・設備をご紹介しました。

ほかにも無駄は色々ありますので、またの機会にまとめようと思います。

それではまた!

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