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鬼門の水回り、、、何が一番の問題点か?

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


家づくりにおいて、「鬼門」の扱い方についてご質問を受ける時があります。

家相や風水については、否定はしませんが、あまりにこだわってしまうと、とても使いにくい家になるので、「ほどほど」が良いとは思っております。


ただし、その根拠によっては、風水や家相の考え方自体は、健康的な間取りとするためには大切です。

◆鬼門の水回りのデメリットとは

「鬼門」というのは家の中心からみて北東に位置する場所で、水回りを配置してはいけないと、風水や家相では言われております。


ただし、その理由が大切です。

例えばこのような間取り↓↓↓

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この間取りのトイレですが、北東の位置ですから、鬼門に入る場所です。


鬼門に入ることもですが、家の角(かど)に位置していて、外気に面する割合が大きいですね。


しかも、トイレは音などのプライバシーの問題があるので冷暖房のある部屋(居室)には接しないことが多いのです。

そのため、このような「外気に接する面積が大きい」トイレは、冬場はかなり冷たくて寒い空間になってしまいます。


北面は太陽が当たらないですし、東面は午前中は日が当たりますが、せっかく気温が上がってくる昼からは日が当たらない場所です。


なので、北東というのは、「冷たい」場所なんですね。

◆寒い水回りの「不健康な点」とは?

そのような冷たい場所なので「ヒートショック」が危険だと言うことです。

ヒートショックというのは

【Wikipediaより抜粋】
急激な温度変化により身体が受ける影響のことである。比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある。

これは、ご高齢の方に多い症例ですが、若い方にもあることです。

トイレと同じように洗面(脱衣)やお風呂もヒートショックを起こす可能性が高くなる場所です。


そのような理由で、北東(鬼門)に水回りを配置する場合は気をつけたいところです。

◆寒い水回りには対策を

なるべく配置しないほうがよいですが、やむを得ず鬼門に水回りを配置する場合には、できるだけ冷える「角」には配置しないようにしたいですね。

トイレや洗面脱衣は「部屋を暖める」対策も必要です。

洗面やお風呂の場合はヒーターや浴室暖房で、あらかじめ暖めておくことが出来ますし、トイレもスポットの小さなヒーターを置くと良いです。


◆まとめ

風水や家相における対策では、よく「常にキレイにして気を通す」と言われますから、もちろん整理整頓して、キレイにして風通しも良くするといったことも大切です。

さらに、このような「健康面」も鑑みて、特に冬場は部屋を「暖かく」して、冷えを避けるようにする工夫も大事ですね。

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