洗濯物の干し方と家づくり~乾燥機で乾燥派が増えている
こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
家づくりのコンサルティングをしておりますと、各ご家庭それぞれ、家事の仕方が色々違うことが多く、興味深いところです。
最近よく感じるのは、洗濯物の乾燥の仕方。
部屋干し派が増えてきているのはだいぶ前から感じておりましたが、最近になって、「乾燥機派」がだんだんと多くなってまいりました。
もちろん、全て乾燥機に頼る方と、乾燥機と部屋干しを並行する方がおられます。
これも、やっぱり夫婦共働きの影響も大きいのは当然だと思いますが、「高温乾燥」できることにより除菌効果がありますので、新型コロナウイルスによる影響もあるようですね。
新しく家を建てる時には、新しい家・新しい生活での「洗濯の仕方」もきちんと考えておきたいですね。
◆乾燥機のメリット
乾燥機による乾燥では、やっぱり時短が第一のメリットです。
家事にかける時間が少なくできることは、何より優先されてきていると感じます。
そしてさらに、高温乾燥できるものでは除菌効果がありますから、ウイルスの家族感染の予防にもなります。
◆乾燥機のデメリット
乾燥機のデメリットはやはり、シワができることです。
特に、綿のシャツなどはくしゃくしゃになってしまうので、あとからアイロンをかけるにしても余計に時間がかかってしまいます。
なので、シワが気になるものは別に部屋干ししないといけない、という面倒も生じることになります。
また、長い時間ドラム内で高温状態で回すことになるので、どうしても衣類が傷み、長持ちしにくくなります。
お気に入りの服はちょっと乾燥機では乾燥させたくないですよね。
◆洗濯における乾燥手段の理想
家事時短が必須の時代、乾燥機の需要ももっと増えてくる予感はします。
しかし、全ての衣類を乾燥機で乾燥させることも難しいですから、少し部屋干しできるスペースも欲しいものです。
乾燥機メインなら、部屋干しスペースは1帖ほどでも機能します。
一般的な2帖の洗面でも何とか干せますし、あと1帖プラスして洗面&洗濯室として3帖あれば問題ありません。
ただ、乾燥機での乾燥はランニングコストが結構かかってきます。洗濯乾燥機では電気代、ガス乾燥機ではガス代が嵩んできます。
そのため、少し時間のある休日などは外干しするように、外干しのスペースも確保しておくことをオススメします。
家事にかける時間的な問題や、外に干せないという環境的な問題もあるかと思いますが、やっぱり外に干した衣類は気持ちが良いもの。
基本は太陽の元、外干しをしたいところですね。
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