モヤモヤしたから書き出してみる
遠いところで働いてる。帰ろうと思いつくことが無いくらい、遠くで働いてる。むしろ諦めがつくし、メリハリ極まる。
ここでの生活は単純だ。職場に寝泊まり施設があり、ご飯も作ってもらえる。通勤時間5分で退勤する頃には夕飯の匂いがする。仕事は設備維持管理と偉い人の補助。普段は偉い人監督の元、偉い人のために手腕を振るう。偉い人の計画を、技術を持ってして遂行するなどする。設備管理として、手腕を振るうための道具に油をさしたりする。あと、計画が止まって宙ぶらりんな時は、業務効率化を図るため思案し、物作り含む何かしらを云々する。この時、実を言うと時間を持て余してる。いざ計画進行の際の業務効率化のために、というモチベーションで、1000を1001くらいにするイノベーションを実現してる。具体的には、ごつい編み物をしたりする。
現場が近いということは、自由時間が長い。朝はギリギリまで寝てられるし、早起きしたら持て余す。持て余した時間は、天井を見上げてる。夕方は終業時間くらいに飯を食い、荒野に放り出される勢いで開放される。開放されたとて、そこは荒野でしかない。時間を忘れるための施設はあまり無くて、時間の使い方に工夫が必要だ。出張あるあるだと思うが、時間があっても、する事の制約が大きいのだ。人と集まってお喋りするか、本でも漫画でも読むか、物思いにふけるか。物思いにふけるには、危ないかもしれない。というのも、思想が強くなるくらいに充分な時間があるのだ。
僕は、本を読むのが好きだ。知らないことに触れて、何か新しい興味が芽生える事を期待しながら読んでいる。そうしていると、時々ワクワクが現れないタイミングがある。本選び失敗という訳では無いが、今の自分にはピンと来ないものだったり、既に似た本を充分読んでいたりで、退屈を感じたりする。知らないワクワクすることに触れるためには、手当り次第という面も大事だけど、見通しを立てるのも大事だ。続けるためには、刺激を補充していくのが大事だろう。
時間を持て余す時、遠い場所での箱詰め労働に嫌気がさす。自分だけの時間を簡単に用意できる割に、趣味が向上しないから。だったら自分1人でしか使えない時間は、さほど必要ない。
気持ちが凹んでる。楽しくなりたい。こんな時は、1滴の酒を入れる。おいしいと、尚いい。
今、タリスカー10年を1滴飲んだ。
すぐに楽しくなった。
完全回復。
もやもや考え出してナーバスになると、読書どころじゃなくなる。1滴のアルコールで消毒し、活字に埋没してワクワクをみつけたいとおもいました。
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