【詩】一人夜行
言葉なんて過ぎれば全て嘘に変わる
命なんて放り投げたら簡単に終わる
意味なんて初めから何一つ無いんだ
どうだっていい 快だけが解だ
今ならなんだってできそうだ
高速トラックも軽く受け止められる
欄干から飛び出して月くらい掴める
なんだってできる 端から一人だろう
上着を脱ぎ捨て吹き荒ぶ風に高笑い
そうだ 夜はこんなにも輝いていた
唸る工場をBGMに
野良猫たちを引き連れて征く
世界に座席がないのなら
僕は一人で夜になる
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