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少人数チームで識学を実践するために意識した3つのこと

こんにちは!

前回、「少人数チームで識学を実践してみて良かったこと」という内容で記載させていただきました。

今回はその続きで、「少人数チームで識学を実践するために意識した3つのこと」というテーマで書かせていただきますので、ぜひ興味があれば最後までお読みください。
※前回記事を読んでない方は、そちらから読んでいただくことを推奨します。

意識した3つのポイント

まず、識学の中でリーダーが大事にするべき5つのポイントとして、下記5ポイントがございます。

①ルール ②位置 ③利益 ④結果 ⑤成長

今回は、その中で特に強く意識したルール、位置、結果の3つを紹介させていただきたいと思います。

1 ルール

まずはチーム内で決めているルールをきちんと守らせるということです。
本質的に大事なこととしては、同じチーム内で「ルールを破っても許されるメンバーをつくらない」ということです。

当たり前のことかもしれませんが、実はこの当たり前を徹底していないと少しずつ組織への帰属意識が薄れていくと思われます。
例えば、「簡単な返事や報告業務の期限を守っていない人がいる」などの事象を放置していると、それが当たり前になって、ルールを守らなくてもいいという錯覚を起こしてしまいます。

まずはこのルールを守ってないメンバーに対しては、毅然とした態度で指摘して、改善させる必要があります。識学には「姿勢のルール」と「行動のルール」という概念があり、「姿勢のルール」を守れていないメンバーがいたら、人事権がある方に相談すべきだと思います。

”当たり前のことを当たり前にする”ということの一番基礎がこの「ルール」です。これが出来ていなければ組織として成立しません。

2 位置

次の重要視したのが「位置」です。
これについては、主に上司と部下の関係についてです。

私の場合は、初めてマネージャー業務を任せてもらえたのは前職の25歳のときで、スマレジでもリーダーを任せてもらえたのが27歳のときだったので、今までも自分のチームのメンバーが全員年上ってことが当たり前でした。
だからこそ尚更「位置」については、きちんとする必要がありました。

もちろん年長者を敬う、等の当たり前のことはする前提での話ですが、仕事関係における上下の関係はきちんと理解して行動してもらう必要があります。

特に上司と部下の間で仲良くなりすぎて、位置が曖昧になることを識学では「位置ずれ」と呼んでいます。私も実はこの数カ月間の間で一度だけ「位置ずれ」を起こしてしまったと反省した時期もあるのですが、位置を誤ってしまうと指示が通らなくなるので、必ず位置を理解するということは必要です。

ちなみにこの「位置ずれ」を起こさないことは、自分の傘下メンバーに対しても大事ですが、自分の上長に対して、自分自身が「位置ずれ」を起こさないことも大切です。

3 結果

最後に重要視したことが結果です。
識学では「過程ではなく、結果で評価する」ことを大事とされています。
これは過程で評価すると、上司の前で一生懸命している姿を見せれる人や声が大きい人だけが評価されていくためです。

私自身が人事権があるわけでもないので、そんなに査定等の評価に関わるわけではないですが、メンバーとコミュニケーションを取る際は結果ありきで話をすることを心掛けてました。

その成果として、スマレジの評価期間自体は3~8月が上期、9月~2月が下期という形で分かれているのですが、まもなく終わる下期において、自分のチームの5人全員が下期通算の最重要項目は達成見込みです。
また有給消化率や残業時間についても、高水準を維持できているので、過程ではなく結果ありきのコミュニケーションにすることで「きちんと仕事して、オフの時間も楽しんで~」という文化が根付いてきたと思います。
ちなみに私自身は今月は2週間お休みをいただくこともできました。"仕事ではきちんと結果にこだわり、それぞれのプライベートも大切にする" そんな価値観のメンバーと一緒に働けている環境を幸せに思います。


絶対にやってはいけないこと

最後に上記3つを実践していく中で、いろんな組織を見て研究しました。そのうえで崩壊していく組織に共通していることが1つあり、絶対これはやってはいけないと思ったことが1つあります。

それは”組織内に評論家をつくること”です。
本来は当事者であるメンバーが、なぜか第3者の視点で「うちの会社はこういう理由でダメなんだよ」「〇〇部長はいつもこんなことだから部署が成長しない」などすべて他責思考で自分ごとに置き換えない評論家タイプの人がいるのを見たことある人も多いのではないでしょうか。
こういうタイプは絶対に置いたらダメですね。私自身の経験では評論家タイプになりそうなメンバーがいて、結構話し合いました。その結果、彼は当事者意識を持つようになり、かなり結果を残してくれたし、成功事例をチーム内で共有したり、組織のために頑張ってくれるようになりました。

私はこの経験から次に組織に評論家が入ってきても、早めに当事者意識を持つよう働きかけようと学びました。

今回は以上です。
識学シリーズ、好評であればもっと細かい話も出していこうと思うので、興味があれば是非ご連絡ください!


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